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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!京成杯AH・データ分析 をお届けします!
【前走使用距離】
中山施行の直近9回(2012~2013、2015~2021年)における1~3着馬の前走使用距離をみると、1200mから2400mまで(すべて芝競走)多岐にわたる。ただし、1200~1400m組の2着連対圏入りは、前走1着馬もしくは中山芝重賞で1着経験があった馬のみ。そのあたりには配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
②コムストックロード ⑦ルークズネスト ⑫ミッキーブリランテ
【前走大敗馬】
中山で施行された直近9回、前走10着以下から盛り返し、当レースで2着連対圏に入った馬は3頭。うち2頭は前走がG1戦、もう1頭は前走で芝2000mの重賞に出走していた。前走で2000m未満のG2以下戦を使用し、2ケタ着順だった馬は推しづらい。
(減点対象馬)
⑦ルークズネスト ⑩ルフトシュトローム ⑫ミッキーブリランテ
【サマーマイルシリーズ組】
中山施行の直近9回、サマーマイルシリーズ対象の重賞競走経由で2着連対圏入りを果たしたのは7頭。すべて5歳以上の馬だった。前走でサマーマイルシリーズ対象の重賞競走を使用していた、4歳以下の馬は例外なく3着以下に敗れている。
(減点対象馬)
④シャーレイポピー
【非重賞組】
中山で施行された直近9回、前走非重賞組の2着連対圏入りは5頭。いずれも前走で単勝2番人気以内の高支持を集め、なおかつ勝利を収めていた。前走が非重賞で単勝3番人気以下の評価を受けていた馬、ならびに非重賞2着以下からの参戦馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
②コムストックロード ③インテンスライト ⑦ルークズネスト ⑩ルフトシュトローム ⑫ミッキーブリランテ
【マイル実績】
中山施行の直近9回における2着以内馬延べ18頭中16頭は、マイル重賞の5着以内経験馬。残りの2頭はともに中山芝1600mでの1着経験があった。当該コース未勝利、かつマイル重賞で善戦・好走歴のない馬が、勝ち負けを演じるのはかなり難しい。
(減点対象馬)
①ベレヌス ⑤タガノディアマンテ ⑭レインボーフラッグ
【データ予想からの注目馬】
上記5項目で減点がないのは、⑥ミスニューヨーク、⑧ダーリントンホール、⑨シュリ、⑪ファルコニア、⑬クリノプレミアムの5頭。
最上位は⑥ミスニューヨークとする。中山施行の直近9回、年齢別で最多4勝(8連対)の5歳馬に該当。そのなかでも、芝マイルで重賞勝ちのある5歳牝馬は【1.1.0.0】の好パフォーマンスを示している。本馬自身、中山芝で【3.0.1.1】という、安定した成績を収めていることも心強い。
同じく5歳馬の⑧ダーリントンホール、⑪ファルコニア、⑬クリノプレミアムらも上位評価に値する存在。中山で施行された直近9回、【1.1.0.3】の前走関屋記念2着馬である⑨シュリも、軽くは扱えないだろう。
<注目馬>
⑥ミスニューヨーク ⑧ダーリントンホール ⑪ファルコニア ⑬クリノプレミアム ⑨シュリ