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前年同週および今週土曜日の中京芝のレース結果をもとに、馬場や血統のバイアスを考察。金鯱賞の出走馬について、好走パターンに合致するかどうかを1頭ずつ分析していきます。予想の際にお役立てください。
①ヤマカツエース
変則連覇を果たしているように舞台適性は文句なし。約2カ月半の休み明けかつ、凡走続きで疲労の蓄積もない。有馬記念の内容から勝ち切るまでは難しいかもしれないが、レースレベルが下がるようなら上位に食い込んできてもおかしくはない。
②メートルダール
中日新聞杯で差し切り勝ちを演じているように、舞台適性は高い。前回より相手が強くなる半面、捌きやすい少頭数は好材料。極端な決め手勝負にならなければ、上位進出のチャンスはある。
③ブレスジャーニー
父父エンパイアメーカー×ダンスインザダーク。マイナスではないが、強調材料にも欠ける。ただし、中山2500mの多頭数よりも中京2000mの少頭数のほうが向くのは間違いなく、2歳時に披露していた瞬発力が戻れば面白い。それが無理なら前めで競馬をしないと厳しいだろう。
④サトノノブレス
中京芝2000mは幾度も好走している得意の舞台で、開幕週の馬場も歓迎のクチ。テンから無駄に脚を使わず、楽に先行できるようなら、侮れない1頭になりそう。
⑤サトノダイヤモンド
ディープインパクト×ダンチヒ系の組み合わせは文句なし。問題は海外遠征明けと久々の2000mの2点。あっさり勝利してもおかしくない能力の持ち主だが、仕上がり次第では案外な結果に終わることも十分に考えられる。当日の気配をしっかり見極めたうえで、ジャッジすべきだろう。
⑥ダッシングブレイズ
サドラーズウェルズ系×マッチェム系の配合が影響しているのか、上がりが速すぎるとダメ、かと言ってタフすぎてもダメというストライクゾーンの狭い馬。その点を考慮すると開幕週の中京芝2000mは悪くない。上がり勝負に付き合わず、早め進出なら距離面の不安材料を一掃してしまう可能性もある。
⑦デニムアンドルビー
ディープインパクト×キングカメハメハ。当地の良績はないが、こなせるだけのポテンシャルは備えている。捌きやすい頭数も歓迎で、展開ひとつで複勝圏内に食い込んできてもおかしくない。
⑧アクションスター
キレがないので、京都芝よりは中京芝のほうがマシ。しかし、大敗続きの現状では苦戦必至だろう。
⑨スワーヴリチャード
父ハーツクライは好感できるが、若干モタつくところがあるので、中京コースと久々の中距離戦がどうでるか。ゆえに能力は認めても、アタマ鉄板とは言い切れない悩ましい存在。もちろん能力は上位なので、掲示板を外すような大崩れは考えづらいが……。
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5月12日(日) 05:00 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 72618 |