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サマースプリントシリーズ第1戦「第21回函館スプリントS」(22日、函館、GIII、芝1200メートル)で断トツの支持を受けるのは、“函館の申し子”ストレイトガールだ。
今春の高松宮記念で1番人気となったが、飛躍のきっかけとなったのが昨年の函館だ。500万下からの4連勝を経てキーンランドCで2着。その勢いは今年も続き、シルクロードSで重賞初制覇を飾ると、極悪馬場の高松宮記念では3着に敗れたとはいえ力を示し、1600メートルのヴィクトリアマイルでも0秒1差3着とさらなる可能性をみせた。
“庭”に戻ればもちろん負けられず、先週12日の函館Wコースでは岩田騎手が跨りラスト1F12秒5をマークし、「動きはいいね。落ち着いているし状態は良さそう。結果が出ている函館だから楽しみ」と自信満々。田中助手も「このあとはひと息入れてスプリンターズS(10月5日、新潟、GI、芝1200メートル)へ行く」と余裕綽々で、完璧なパフォーマンスを見せることができそうだ。(夕刊フジ)
★サマーシリーズ開幕
JRAサマーシリーズが22日の函館スプリントSで開幕する。スプリントが6戦、2000が5戦(七夕賞、函館記念、小倉記念、札幌記念、新潟記念)、マイルが3戦(中京記念、関屋記念、京成杯AH)の計14戦行われ、各シリーズ優勝馬の馬主と厩舎に褒賞金が与えられる。ジョッキーズシリーズのポイント対象もシリーズ14戦に限定され、優勝者には褒賞金とワールドスーパージョッキーズシリーズ(11月29日・30日、東京)の出場権が与えられる。
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