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★重賞4勝目を狙う2頭の8歳馬 カラテ、ボッケリーニがAJCCに登録
21日に中山で実施されるAJCCには13頭が登録しているが、登録馬中最多タイとなるJRA重賞3勝を挙げているカラテ(牡、栗東・辻野泰之厩舎)、ボッケリーニ(牡、栗東・池江泰寿厩舎)はいずれも8歳馬だ。8歳馬がAJCCを勝てば、今年で65回目を迎える同レースで初めてのこととなるが、カラテ、ボッケリーニは今年初戦を勝利で飾ることができるかどうか(※8歳馬はカルリーノ(牡、美浦・高橋裕厩舎)、マイネルウィルトス(牡、栗東・宮徹厩舎)も登録している)。なお、ボッケリーニが勝てば、同馬を管理する池江泰寿調教師は現役単独最多のAJCC3勝目となり、キングカメハメハ産駒は17年連続JRA重賞制覇となる(※キングカメハメハ産駒は、同日京都で実施される東海Sにはペプチドナイル(牡6歳、栗東・武英智厩舎)が登録している)。
★京成杯でJRA重賞最年長優勝記録を更新 AJCCで7勝を挙げる横山典弘騎手
14日に実施された京成杯はダノンデサイルが勝ち、同馬に騎乗した横山典弘騎手は、自身が持つJRA重賞最年長優勝記録を「55歳10力月23日」に更新した。横山典弘騎手は21日に実施されるAJCCでは、1991年のメジロモントレー以来33年ぶり2頭目となる牝馬による同レース制覇がかかるモリアーナ(牝4歳、美浦・武藤善則厩舎)に騎乗する予定だが、2019年11月のアルゼンチン共和国杯(ムイトオブリガード)→武蔵野S(ワンダーリーデル)以来となる2週連続JRA重賞制覇を遂げることができるかどうか。なお、横山典弘騎手はAJCCで歴代最多の7勝を挙げている。また、横山典弘騎手は1月16日現在、JRA通算2938勝を挙げており、岡部幸雄元騎手のJRA通算「2943勝」を抜きJRA通算勝利数単独2位となるまで、あと6勝としている。