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イクイノックス、ドウデュースなど豪華メンバーがそろった。だが、プログノーシスも札幌記念を4馬身差圧勝したパフォーマンスを見ればVの資格がある。ディープインパクト産駒最後の大物に◎を託したい。
その経歴は最初からすごい。既走馬相手のデビュー戦で鮮やかな差し切り。2着プリュムドール、3着カレンルシェルブル、4着テーオーロイヤルとのちにOPまで駆け上がる素質馬をいきなりまとめて負かしたのだから素晴らしい。
2戦目の毎日杯も3着ながら、当時のレコードで駆け抜けたシャフリヤール(次戦で日本ダービー優勝)と0秒3差。GⅠ級の才能がないとできない芸当だろう。
海外初挑戦のクイーンエリザベス2世C2着など、来たるべき日のために芝10ハロンの重賞で経験も積んできた。「プログノーシスらしい走りをしながらどれほどの戦いができるのか、楽しみにしたいなと思います」とコンビ6戦6勝の川田騎手。国内GⅠ初挑戦で覚醒のときだ。〝究極の3連単〟は1着固定で勝負する。(夕刊フジ)