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12月11日(日)にシャティン競馬場で開催される香港国際競走。当記事では香港地元の有名記者2名にレース予想を提供していただき、予想対決と銘打って競ってもらうことにした。さて、気になる有名記者の予想は果たして?
(予想は12/10 10時時点のものです)
Eric Sin
日刊紙「東方日報」記者。フジヤマケンザンの勝利した香港国際競走より競馬報道に携わる。香港競馬界屈指の相馬眼を誇る。
Woody Leung
競馬情紙「競馬Fact Check」記者。香港所属馬、所属騎手の海外遠征時には自身も現地へ赴き、数多くの情報配信を行っている。
4R 香港ヴァーズ 芝2400m
Eric Sin記者は◎ボタニクを指名。フランスの名伯楽・ファーブル調教師が送り出す仏G2馬だ。鞍上は日本でも知名度の高いビュイック騎手。Woody Leung記者も同馬を▲評価とした。以下○バブルギフト▲ストーンエイジと、Eric Sin記者は欧州馬を上位に取った。
それに対してWoody Leung記者は◎に同競走3勝目を狙うグローリーヴェイズ、○にウインマリリンと日本馬2騎を上位指名。同記者は「中心になる1頭」とグローリーヴェイズを特に高く評価している。
5R 香港スプリント 芝1200m
前走ジョッキークラブスプリントにて重賞初勝利をマークした香港馬ラッキースワイニーズにEric Sin記者は◎。10戦7勝の地元期待の上がり馬だ。同馬はWoody Leung記者も▲評価。続いてEric Sin記者は日本馬ジャンダルムを○評価として、前年7着でG1・チェアマンズスプリントプライズ連覇の実績がある香港馬ウェリントンを▲評価とした。一方のWoody Leung記者は日本期待のメイケイエールに◎。「マクドナルド騎手で期待できます」と世界的名手に期待を懸けている様子である。同記者は○評価としてウェリントンの名を挙げている。
7R 香港マイル 芝1600m
香港4歳三冠にて2着1着2着と全競走で連対を果たしたカリフォルニアスパングルにEric Sin記者は◎評価。同記者の○評価は地元香港の至宝ゴールデンシックスティであり、実績馬よりも上がり馬を上に取った形だ。そしてEric Sin記者は日本馬シュネルマイスターを▲とした。対するWoody Leung記者は◎ゴールデンシックスティを「このメンバーの中では一番強いと思います」と高く評価し、「日本最強マイラーだと思います」として○シュネルマイスターを推した。それに次ぐ▲評価に引退が決まっている日本馬サリオス。
8R 香港カップ 芝2000m
香港国際競走のメインディッシュになるが、2記者とも上位3頭は同じ組み合わせ。まずEric Sin記者は◎ジャックドール○パンサラッサ▲ロマンチックウォリアーという順番で、武豊騎手に手を替えて参戦するジャックドールを上に取った。一方のWoody Leung記者は◎パンサラッサ○ジャックドールと順番を逆転させ、「2頭とも2000mは得意な舞台だと思うので期待しています」と距離適性を予想の根拠とした。同記者は香港ダービー馬ロマンチックウォリアーをそれに次ぐ▲評価としている。
【Eric Sin記者の予想】
<香港ヴァーズ>
◎⑤ボタニク
○②バブルギフト
▲⑩ストーンエイジ
<香港スプリント>
◎④ラッキースワイニーズ
○③ジャンダルム
▲①ウェリントン
<香港マイル>
◎②カリフォルニアスパングル
○①ゴールデンシックスティ
▲④シュネルマイスター
<香港カップ>
◎③ジャックドール
○①パンサラッサ
▲②ロマンチックウォリアー
【Woody Leung記者の予想】
<香港ヴァーズ>
◎③グローリーヴェイズ
○⑨ウインマリリン
▲⑤ボタニク
<香港スプリント>
◎⑬メイケイエール
○①ウェリントン
▲④ラッキースワイニーズ
<香港マイル>
◎①ゴールデンシックスティ
○④シュネルマイスター
▲③サリオス(註:12/10 13:00出走取消)
<香港カップ>
◎①パンサラッサ
○③ジャックドール
▲②ロマンチックウォリアー
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