＜栗東トレセン＞

　ステラリアは坂路で４ハロン７２秒０－１６秒５。間宮助手は「２１日時点で４９０キロを超えるくらい。輸送で１０キロくらい減るので、ちょうど良くなると思います。敏感なことを考えると、大外枠も（内枠で）ゴチャつくよりいいかな」と話した。

　アールドヴィーヴルは角馬場のみの調整。今野調教師は「テンションが上がることもなく、ゆったりといいフォームでハッキングできていました。カイバもいつもどおりに食べています」と語った。

　タガノパッションは芝コースでの調整。「追い切った後も変わりはありません。気合が乗っていい感じでしたよ」と金山助手。

　ハギノピリナは角馬場から坂路で４ハロン７２秒５－１５秒６。藤懸騎手は「状態は今回が一番いいくらい。枠も真ん中の偶数（（８）番）で最高ですね」と笑みを浮かべた。

　エンスージアズムは軽やかに４ハロン６６秒７－１５秒８で登坂。安田翔調教師は「リラックスさせるということと、歩様の確認をしました。落ち着いていましたね」と納得の表情。

　ニーナドレスは角馬場で運動。友道調教師は「追い切り後も変わりないです。馬体重は若干マイナスぐらいで出られると思います」と話した。

　＜美浦トレセン＞

　アカイトリノムスメは坂路を４ハロン６６秒６で元気に駆け上がった。「変わらないね。体重もそんなに減らないと思うし、赤でも白でもピンクでもなかったが、枠（（７）番）はいいと思う。東京の２４００メートルも問題ない」と国枝調教師。

　ユーバーレーベンは坂路でラスト１ハロン１５秒６。「２０００～２２００メートルぐらいがベストかもしれないが、２４００メートルに延びるのはいいかな」と手塚調教師は距離延長に期待を寄せる。

　ファインルージュは坂路で４ハロン６７秒９。「今週の追い切りはうまくいったし、福永騎手にも『バッチリやった』と言ってもらえた。今回はホームの東京でできる。前走より心配ごとが減るのはいい」と木村調教師。

　奥村武厩舎の２騎、パープルレディーとクールキャットは坂路→南Ｂコースでキャンター調整。「２頭とも落ち着いていて雰囲気がいい。スタートで後手に回ると厳しくなるが、どちらも２４００メートルは向いている」と奥村武調教師は２頭で上位進出を狙う。

　ククナは坂路→南Ａコースでキャンター。「（動きは）弾んでいたね。カイバ食いが本当にいいし、リズムよく運べれば。馬場も回復しそうなのはいい」と栗田調教師。

　スルーセブンシーズは南Ｗコースを１周。「順調だし、落ち着いていい雰囲気。輸送で極端に体重が減らなければいいですね」と尾関調教師。

　ウインアグライアは坂路で４ハロン６４秒３。「いい感じで仕上がっています。使った方がいいタイプで、距離が延びるのもいいと思います」と和田雄調教師。

　ミヤビハイディは厩舎周りで軽めの運動にとどめた。「イレ込んでいないし、普通なのが一番。枠（（１２）番）も外すぎない」と高橋文調教師。

　ストライプは厩舎周りで運動。「追い切り後も雰囲気は変わらない。枠（（１４）番）は外になったが、柴田善騎手はいい感触をつかんでくれた。当日、元気がよければいい」と谷口調教厩務員。

　スライリーは１ハロン１６～１７秒のペースで坂路２本。「元気があるし、順調にきている。今回はスタンド前発走でお客さんがいるので、気負わなければ。あとは折り合いだね」と相沢調教師。



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