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皐月賞と同じ舞台で行われ、スピード一辺倒では乗り切れず、スタミナとパワーも要求される。
フラムドグロワールは父が皐月賞馬ダイワメジャーで、母がオークス馬シルクプリマドンナ。クラシック向きのスピードと底力に優れ、距離延長も歓迎だ。近親にはダートの活躍馬も多数おり、パワーも兼備している。
ディープインパクト産駒のラウンドワールドは、半兄が皐月賞、菊花賞2着などクラシック戦線で活躍したドリームパスポートで、伯父にはステイゴールドがいる。母系は成長力豊富で、兄も使われつつ力を付けたタイプ。前走の敗戦で評価を下げる必要はない。
同じディープ産駒のリグヴェーダは半兄がダートGI4勝で、種牡馬としても活躍中のゴールドアリュール。力を要する馬場は得意で、底力も十分。昇級初戦でも好勝負が可能で、コース替わりもプラスだ。
マイネルストラーノは母が13番人気で愛知杯を制したマイネソーサリスで、半姉マイネソルシエールもサンスポ賞フローラSで15番人気ながら2着に入った実績がある。混戦になって持ち味が生きるタイプで侮れない。
フェイムゲームの父ハーツクライの産駒は中山芝2000メートル【7・9・10・28】と好相性。半兄バランスオブゲームは新馬勝ち直後に新潟2歳Sを勝ち、その後中山でGIIを5勝した。適性十分で、即通用して不思議ない。
マイネルマエストロは、父が皐月賞馬を4頭出しているブライアンズタイム。スタミナとパワーに優れ、中山向きだ。
パワー豊富なクロフネ産駒のホワイトフリートは叔母がブエナビスタで、母系の質はメンバー屈指。芝未勝利でも軽視できない。 (血統取材班)
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