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最高の状態に仕上がった。菊花賞(23日、京都、GI、芝3000メートル)の追い切りが19日、東西トレーニングセンターで行われた。春の2冠を制したオルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳)は坂路で自己ベストのタイムをマークして楽々と5馬身先着。サンケイスポーツ・調教採点でも出走馬中ただ1頭の『S』評価を獲得した。史上7頭目の3冠制覇への準備は整った。菊花賞の枠順は20日午後に確定。21日に一部ウインズで金曜発売が実施される。
池添謙一騎手といえば、ド派手な差し切り勝ちが目立つ。GI14勝のうち、03年スプリンターズS、03&04年マイルCSのデュランダル、04年秋華賞、05年宝塚記念、エリザベス女王杯のスイープトウショウ、07年阪神JF、08年オークスのトールポピー、09年宝塚記念、有馬記念のドリームジャーニー、そして皐月賞、ダービー2冠のオルフェーヴルと実に12勝を差し、追い込み型で挙げている。なお、デュランダルは池添騎手が「自分の原点」というほどで、携帯電話の待ち受け画面にしている。
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