しの　秋競馬のスタートです。とはいえ例年のことながら東西ともサマーシリーズの最終戦。まずは産経賞から。

大王　ビッグシーザーは未勝利から４連勝。葵Ｓは０秒１差の３着だったが、順調に夏を越して好調教を連発している。古馬が相手でもヒケを取らないはずだ。

水谷　西園正調教師も、「古馬が相手になるが、体はあるし、潜在能力も高い。結果を出したい」とやる気やったで。

しの　負けた葵Ｓは、逃げ切ったモズメイメイが反則級のロケットスタート。今回はそこまでのスピード馬がいませんし、信頼できそう。


大王　アグリは阪急杯で重賞初Ｖ。高松宮記念は不利が響いた７着で力負けではない。香港チェアマンズＳＰ５着からの帰国戦でも態勢は整っているし、【３・０・２・０】の阪神で巻き返しがある。

水谷　「今週はものすごくいい動き。早めに帰厩して順調にきている」と安田隆調教師。

大王　ジャングロは長休明けのアイビスＳＤで６着だったが、ひと叩き＆６ハロンで反撃に出る。

しの　先月２７日に栗東坂路で自己ベストの４ハロン４９秒６。確かに上積みは大きそうですね。

大王　長休明けを２戦使われたピクシーナイトは徐々に良化。５８キロを背負っての始動戦でも警戒が必要だろう。

水谷　「春とは順調さが違う。スプリンターズＳのような競馬ができれば」と音無調教師。

大王　スマートクラージュは京阪杯３着。阪神は【４・０・２・２】だ。

しの　エイシンスポッターは末脚が強烈。前走のＣＢＣ賞が前残りでの敗戦だっただけに、ここも流れ次第でしょう。


水谷　開幕週で先行有利になる可能性はあるが、逆に人気がほどほど。３３秒台前半の豪脚での大逆転に期待するで。（夕刊フジ）

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