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9月22日の阪神11Rで行われた第67回神戸新聞杯(3歳オープン、GII、芝・外2400メートル、牡・牝、8頭立て、1着賞金=5400万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気サートゥルナーリア(牡3歳、栗東・角居勝彦厩舎)が2番手追走から直線入り口で先頭に立ち、後続を突き離した。タイムは2分26秒8(良)。
シフルマンが引っ張った前半の5ハロンは63秒4のゆったりとした流れ。サートゥルナーリアは早め先頭から上がり3ハロンをメンバー最速タイの32秒3でまとめて秋初戦をクリアした。
3馬身差の2着には4番手から追いすがったヴェロックス(2番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に大外から差を詰めたワールドプレミア(3番人気)。上位3頭が菊花賞(10月20日、GI、京都競馬場、芝3000メートル)の優先出走権を獲得した。
神戸新聞杯を勝ったサートゥルナーリアは、父ロードカナロア、母シーザリオ、母の父スペシャルウィークという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。通算成績は6戦5勝。重賞は2018年ホープフルS・GI、2019年皐月賞・GIに次いで3勝目。神戸新聞杯は、角居勝彦調教師は2013年エピファネイアに次いで2勝目、クリストフ・ルメール騎手は2015年リアファル、2016年サトノダイヤモンド、2017年レイデオロに次いで4勝目。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着 サートゥルナーリア)「強かったですね。きょうは彼の強さを出してくれました。とりあえず、前に馬がいてくれたのがよかったし、向こう正面から冷静に走っていました。3、4コーナーから段々加速してすごくいい脚をつかってくれた。スタートもよかったですね。スタート前からリラックスして、ゲートの中でも落ち着いていました。大きなレースはスタートが大事になるので、よかったです。次のレースはわからないけど、スーパーホースだと思います」
◆角居勝彦調教師(1着 サートゥルナーリア)「上手にスタートを切ってくれましたね。折り合いも問題なかった。ひと夏を越して体もしっかりして、帰ってきたときに良くなっていた。これで距離もなんとかなったと思います。我慢が利けば、いい上がりを使えますね。(次は)オーナーと相談しながらになると思います」
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TERAMAGAZINE
川田「サートゥルナーリアは本当に強い」
2019年9月22日 23:51