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◆大久保正陽氏〔14〕ゴールドシップ
ゴールドシップが一番強いのではないかな。凱旋門賞後は天皇賞・秋もジャパンCも使わず、有馬記念を目標に調整されてきた。須貝もここ一本で狙って来ただろうし、力を発揮できる状態に違いない。それに一昨年の有馬記念を勝ち、宝塚記念も2013、14年と連覇した馬。グランプリにめっぽう強い馬だから、今回もいい走りを見せてくれるだろう。
◆北橋修二氏〔13〕エピファネイア
有力馬は外枠のほうに固まった。馬券的にはおもしろくなったのではないか。それでも、〔7〕枠(13)番に入ったエピファネイアはVに一番近い位置にいると思う。道中で行きたがる面を見せながらも、4馬身差で圧勝したジャパンCの走りは衝撃的だった。あれだけの強さを見せられたら、この馬が一番と言わざるをえない。
ジャスタウェイは休み明けの前走より体調が上がっているとしても、前走でエピファネイアにつけられた差を逆転するのは難しいのではないか。
◆瀬戸口勉氏〔7〕ラストインパクト
ラストインパクトが面白いと思っている。最近の有馬記念は天皇賞・秋やジャパンC以外から駒を進めた馬が穴をあけるケースが多い。中日新聞杯を勝って3着に入った2010年のトゥザグローリー、金鯱賞Vから挑んで2着だった12年オーシャンブルーのような上がり馬が上位に食い込んだ。
ラストインパクトは京都大賞典、金鯱賞と連勝しており、勢いという点ではその2頭より上。枠((7)番)もいいところに入ったし、思い切ってこの馬を本命にしたい。馬券的にも今回が狙い目だろう。
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