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★菊花賞
3冠最終戦となる菊花賞。東西のTRをきっちり勝ってきた春の上位馬が人気となるが、血統からは適性にはっきり差がありそうだ。
近年は昔ほどスタミナを求められにくくなったとはいえ、そこは3000メートルの長丁場。昨年のキタサンブラックも母父サクラバクシンオーが散々懸念されていたが、もとをたどればバクシンオーとてアンバーシャダイと同じ母系。きちんと裏付けはあった。
ということで、◎はディーマジェスティだ。
ポイントはやはり母父ブライアンズタイム(BT)の存在。20年以上前にはナリタブライアン、マヤノトップガンという2頭の菊花賞馬を輩出。今世紀に入ってからは母父としてスリーロールスを送り出している、底力とスタミナに長けた種牡馬だ。
◎の場合はさらに母母父がサドラーズウェルズで、3代母は英ダービー馬ジェネラスを輩出。これでもか、という底力、スタミナ血統で、そのコテコテ感がむしろ不安を覚えさせなくもないが、やはり父ディープインパクトの速力でうまく成就されているといえよう。
対するサトノダイヤモンドは母父がダンジグ系のなかでも短距離に向いた種牡馬。ヘイローの多重クロスも長丁場向きとは思えない。父ディープから消しとまではいえないが、△にとどめる。
相手は神戸新聞杯からの逆転を狙う2~4着。なかでもハーツクライ×シンボリクリスエスで武骨な感じはするが、その分魅力のあるカフジプリンスを◯とする。 (アサカ・リョウ)
(夕刊フジ)
★菊花賞の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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ウマニティ ウマニティ編集部 | 108878 |