《美浦》アーリントンＣ勝ち馬ヤングマンパワー（手塚、牡）は、松岡騎手を背にＷコースで３頭併せ。直線で一杯に追われて６ハロン８２秒６、３ハロン３８秒２－１２秒７をマークした。「予定通り。中３週だからこんなもの。ニュージーランドＴ（８着）は競馬がきつかった。直線が長い方がいい」と手塚調教師。

　フラワーＣでデビューから３連勝を飾ったアルビアーノ（木村、牝）は、Ｗコースで５ハロン６８秒３、３ハロン３８秒９－１２秒４。僚馬と併入した。「動き、時計ともに予定通り。展開は問わないし、道中の折り合いもつく。逃げなくても競馬はできる」と木村調教師。

　《栗東》ニュージーランドＴを勝ったヤマカツエース（池添兼、牡）は、ＣＷコースでラスト１ハロン１１秒６（６ハロン８２秒２）と鋭く伸びた。手綱を取った池添騎手は「しっかりやっておいた。以前よりコントロールが利くようになったし、連戦の疲れも大丈夫そう」と語った。

　ファルコンＳ１着タガノアザガル（千田、牡）はＣＷコースで５ハロン７０秒９、３ハロン４１秒１－１３秒０を馬なりで計時して併入。「並んでいくときの脚が良かった。もともと完成度が高い」と千田調教師。

　マーガレットＳ１着フミノムーン（西浦、牡）は坂路で４ハロン５２秒７－１３秒４。「動きは良かった。前走の勝ち方ならＧＩでも楽しみ」と西浦調教師。

　フジテレビ賞スプリングＳ５着のダノンメジャー（橋口弘、牡）は坂路で併せ馬。４ハロン５２秒９－１４秒０で１馬身半遅れたが、「時計がかかる馬場で、動きはあんなもの。来週はジョッキー（武豊騎手）に乗ってもらう」と橋口弘調教師。

　弥生賞４着グァンチャーレ（北出、牡）は坂路４ハロン５４秒２で、「時計がかかる馬場でタイム的には悪くない」と北出調教師。皐月賞を挫跖（ざせき＝蹄底の炎症）で回避しただけに、「この後、日曜、水曜とやって使えるようなら」と出否には慎重な姿勢だ。

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