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《チューリップ賞=A》5番手を進んだソウルスターリングが直線半ばで先頭に立ち、2馬身差でV。勝ちタイム1分33秒2は、過去10年の桜花賞全てを上回る優秀なものだ。上がり最速で追い込んだミスパンテールが2着。3着のリスグラシューはプラス4キロの数字以上に余裕が感じられる馬体で、反応がひと息だった。
《アネモネS=B》勝負どころでまくったライジングリーズンが、半馬身差で後続を封じてV。同舞台のフェアリーSと同タイムだが、上がり3ハロンは35秒1と詰めた。
《フィリーズレビュー=B》カラクレナイが後方2番手から差し切ったが、激しいペースの展開に乗じた感は否めない。レーヌミノルは早めに先頭に立ち、差されての2着。
《クイーンC=A》アエロリットが好位から抜け出したが、中団待機のアドマイヤミヤビが差し切った。1分33秒2の時計は1回東京開催のマイル戦で最速。
◇結論◇
レース運び、時計とも全く死角が見当たらないソウルスターリングが中心。大きな上積みが見込めるミスパンテールがどこまで差を詰められるか。リスグラシューもコース実績があり、巻き返しの余地はある。別路線組では、好内容だったクイーンCの1着アドマイヤミヤビ、2着アエロリットに注目だ。
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