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《秋華賞=A》従来のレースレコードを1秒1更新。前半と後半の5ハロンが58秒0-59秒0と道中に緩みがなく、能力の絶対値が問われた。中団のインから素早く抜け出したショウナンパンドラはもちろん、直線で外に持ち出すロスを克服してクビ差2着に詰め寄ったヌーヴォレコルトの能力も相当に高く、上位2頭は年長馬が相手でも渡り合える。
《府中牝馬S=B》後半3ハロンが11秒3-11秒3-11秒6。直線入り口で馬群が一団になり末脚勝負。ディアデラマドレが1着で、スマートレイアーが2着。2頭が繰り出した上がり3ハロン33秒2は最速だった。3着ホエールキャプチャは早め先頭。離れた外から併せ馬で伸びる2頭に一気に来られて厳しい展開だった。
《京都大賞典=B》前半の5ハロン通過が60秒7と緩い流れ。3番手追走のラストインパクトが勝ち、2番手追走のタマモベストプレイが2着で先行有利の競馬。勝ちタイム2分24秒2も平凡だ。メイショウマンボは中団から直線まったく伸びず10着に惨敗。
結論 秋華賞組が主力。外回り2200メートルで、ヌーヴォレコルトの巻き返しに期待する。勢いに乗るショウナンパンドラ、秋華賞4着ブランネージュにも上位に食い込む可能性がある。府中牝馬S組からはホエールキャプチャに反撃の目も。雨が降って力の要る馬場になれば、ラキシスにも勝機がありそうだ。
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