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2014年の中山競馬のスタートは、5日に行われるお馴染みのGIII中山金杯だ。芝2000メートルを舞台にしたハンデ戦で、競馬ファンにとっては新年の運気を占う上でも重要な大一番といえる。
トップハンデは58キロのマイネルラクリマ(美浦・上原博之厩舎、牡6歳=以下、2014年の明け年齢で表記)だが、同日京都で行われる京都金杯への出走が有力。もしこちらに回ってくれば、主力となるのは間違いない。
オーシャンブルー(栗東・池江泰寿厩舎、牡6歳)は12年の有馬記念2着馬で、2000メートルの距離にも実績十分。小柄な馬だけに57.5キロのハンデの克服がカギだが、有馬記念を見送って参戦する経緯があるだけに、実力馬復活であっさりのシーンもあるだろう。
ディサイファ(美浦・小島太厩舎、牡5歳)は、13年5月の復帰から半年あまりで7戦4勝2着2回の充実ぶり。初の重賞挑戦となった前走のGIII福島記念こそ4着だったが、着差はわずか0秒1にすぎない。引き続き55キロのハンデなら、重賞初制覇も十分に考えられる。
ラジオNIKKEI賞勝ちのあるケイアイチョウサン(美浦・小笠倫弘厩舎、牡4歳)は55キロ。菊花賞5着以来の実戦だが、一瞬の決め手を生かすタイプだけに中山は向いている。
冬場に強いコスモファントム(栗東・宮徹厩舎、牡7歳)は56キロ。ディセンバーSは11着に大敗したが、59キロを背負っての0秒5差なら悲観する内容ではない。変わり身に注意したい一頭だ。
ステイヤーズS2着のユニバーサルバンク(栗東・松田博資厩舎、牡6歳)はここに来て安定感が出てきた。56キロのハンデも問題はない。休み明けをひと叩きされたサクラアルディート(栗東・岡田稲男厩舎、牡6歳)もオープン昇級後の成績は安定しており、重賞に手が届くところまで来ている。55キロのハンデなら上位に食い込む余地もあるだろう。
なお、登録している馬のなかで、愛知杯を制したフーラブライド、元町Sを制したゼロスは回避の方向。エキストラエンドも京都金杯に向かう公算が大きい。
★中山金杯の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
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5月26日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 108676 |