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ウマニティ・プロ予想MAXにて活躍している殿堂プロ予想家の霧氏が11日、ウマニティチャンネル「スガダイの勝ちに行く競馬予想」に出演。皐月賞 (3歳・GI・芝2000m)出走馬の中から注目馬を3頭ピックアップし、その推奨理由について解説した。
注目馬1頭目はジャスティンミラノ。「この2戦は指数的に優秀で、スローペースでしたが、ラスト3Fで10秒台をマークするなど非凡な瞬発力を披露。加えてこの2戦は共に位置を取るために序盤で加速しているが、折り合いも欠くことなく操縦性の高さを示した。」とコメント。「新馬戦で負かしたヘデントールは青葉賞で有力となる1頭でかなり力のある馬。前走の共同通信杯もジャンタルマンタルを寄せ付けない内容でまだ底が知れない」と秘めるポテンシャルを絶賛。不安材料とされるスローペースしか経験がない点に関しては「共同通信杯で良馬場、スローペースでこの馬と同等の指数を出した馬は皐月賞で4戦3勝3着1回で3着馬もタイム差なしとほぼパーフェクト。スローで流れた事で折り合い含めた総合力が問われるとも考えられ、その可能性を秘める本馬にベットしたい」と力を込めた。
注目馬2頭目はレガレイラ。「スタートでワンテンポ遅れる可能性がある不安要素はあるが、力のある馬で、前走は余裕しゃくしゃくの完勝。兄弟と違ってスワーヴリチャードの前向きさが出ているのか、レースぶりも器用で舞台設定も問題なし。調教で素晴らしい動きを見せていて更に成長している」と期待を寄せた。ただ、気になる点として「これまで戦ってきたダノンエアズロック、シンエンペラーが弥生賞で案外だったのをどう評価するかがポイントになる」と戦ってきたメンバーレベルを懸念材料に挙げた。
注目馬3頭目はミスタージーティー。「ホープフルSはインでドン詰まりでまともなら2着には来ていた内容。前走の共同通信杯はレース前からパニックになっていて、レース中もずっと力んで競馬になっておらず度外視できる一戦」と敗戦理由を説明。「一転して前走の若葉Sは好位から運んでラップを落とさずの快勝で指数的にも評価できる。先ほど挙げた2戦が良い煙幕になってくれればそれほど人気にならなそうで妙味がある」と大駆けに期待した。