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2月4日の京都5R(3歳新馬、芝1600メートル、17頭立て)は、川田将雅騎手の2番人気ワールズエンド(牡、栗東・池添学厩舎)が好位の外めを追走すると、直線で早めに抜け出し力強く押し切った。重賞勝ち馬の母やきょうだいを持つ馬が集結した舞台で見事に初陣を飾った。タイムは1分36秒9(良)。
1馬身差の2着はGⅠを7勝したキタサンブラックの半弟シュガークン(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着にGⅡで3勝を挙げたシャケトラの半弟ビダーヤ(7番人気)が入った。
ワールズエンドは、父ロードカナロア、母が2016年のマーメイドSを制したリラヴァティ、母の父ゼンノロブロイという血統。おばに2016年のオークス馬シンハライトがいる。
◆池添学調教師(1着 ワールズエンド)「ジョッキーがうまくなだめて好位で競馬をしてくれました。気性を考慮してビシッとした調教をしていない中で、持っているポテンシャルの高さで結果を残してくれましたし、今後が楽しみです。調教でも少しピリッとするところがあるので、一回使ってテンションがどうなるかですね。お父さんもロードカナロアですし、距離はマイルから2000メートルくらいで考えていっていいかなと思います」