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3歳限定ダート重賞。左回りワンターンのマイル戦と、中山などのコーナー4つの9ハロン戦などとは趣がかなり異なる。その割には前走、鳳雛S組や伏竜S組も連対馬に名を連ねているが、やはり両方で結果を残すというのは相当、力が抜けていないと難しい。逆にいえば青竜S組は、好走した馬がこのダート重賞でも結果を残す傾向にある。
というわけで本命は青竜Sを勝ったハセドン。日テレでやっているドラマ「パンドラの果実」でユースケ・サンタマリアが演じる長谷部勉を、岸井ゆきの演じる最上博士が「ハセドン」と呼ぶのが印象深いが、この馬の前走の末脚はそれ以上に印象に残った。
血統を見るとモーリス×マンハッタンカフェ。一流馬ならスピードを長く持続できる芝の長距離砲も出そうだが、下手をすればズブいだけの馬も出そう。それがダートでキレッキレの脚を使う馬を出すとは面白い。一族にはやや遠いがハートレイクの名も見え、スピードそのものの下地はあるか。前走の切れ味から人気になりそうだが、再現できる可能性は高い。
相手にリメイク。天皇賞を勝ったヘヴンリーロマンスにエーピーインディ系のタピットをつけて産まれたラニから、早くもダートのOP馬が出た。母はナシュワン産駒の外国産馬シンコウノビーにキングカメハメハを掛け合わせており、まだ活躍馬は出ていないが、それなりの可能性を感じさせる。全4勝を含めてこれまですべて7ハロン戦で、1ハロン延長が懸念されるところではあるが、母系からもスピードや底力はありそう。好位から抜け出したこの馬と、後方から迫る◎の競り合いが目に浮かんでくる。
3番手にインダストリア。こちらは芝からの参戦。だが、適性さえあればダート替わりはこのレースでは問題にならない例が多い。父リオンディーズはキンカメ×シーザリオだが、配合次第ではキンカメのダートの血が前面に出てくることもままあり、適性は十分にありそうだ。母系はバランスオブゲームやフェイムゲーム、近年ではケイデンスコールなど活躍馬が多い系統。初ダートでアッと言わせる可能性もあり、単穴が妥当だ。
4番手のコンバスチョンはディスクリートキャット×パイロで、印上位のなかでは最もダートらしい血統といえる。海外帰りの状態が焦点のひとつだが、東京のダートマイルは合いそうだ。(夕刊フジ)
このニュースへのコメント
TERAMAGAZINE
>日テレでやっているドラマ「パンドラの果実」でユースケ・サンタマリアが演じる長谷部勉を岸井ゆきの演じる最上博士が「ハセドン」と呼ぶのが印象深い
こーゆー無理やり見つけてきたつまらなーーーい話を
『蛇足』という
覚えておくと便利ですよ~
☆青竜S優勝馬【1.2.2.2】
1 ハセドン
2022年6月18日 23:13