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2歳牡馬・牝馬の中距離チャンピオン決定戦。のちに皐月賞馬となり無敗のまま引退するアグネスタキオン、東京優駿(日本ダービー)とジャパンカップに勝つジャングルポケット、NHKマイルカップとジャパンカップダートに勝つクロフネ、この三つ巴となった第17回(2000年)は若駒戦とは思えない密度の濃さだった。そのほかの年も、アドマイヤベガ(第15回・1998年)、ザッツザプレンティ(第19回・2002年)、ワンアンドオンリー(第30回・2013年)、レイデオロ(第33回・2016年)、サートゥルナーリア(第35回・2018年)、コントレイル(第36回・2019年)など、勝ち馬にはクラシックホースがずらりと並ぶ。
▼2018年は単勝1.8倍の支持を集めたサートゥルナーリアが2着アドマイヤジャスタに1馬身半差をつけて完勝。
1984年、阪神芝1600mで行われる3歳(現在の2歳)牝馬限定重賞として創設されたG3の「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」が起源となる。1991年には一転、牡馬・せん馬限定重賞として大幅リニューアル。競走名は「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」に改められ、施行距離も芝2000mに延長された。2001年、馬齢表示を国際基準へ変更したことにともない「ラジオたんぱ杯2歳ステークス」へ改称。さらに2006年に、「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」へと変遷する。2014年、JRA競馬番組における2歳馬競走の開始時期早期化と競走距離の多様化を受け、2歳中距離路線が拡充される。本競走は「2歳中距離路線の頂点に位置する競走」として、皐月賞と同じコース・距離である中山競馬場の芝2000mに舞台を移して開催されることになり、格付けをG2に、競走名も「ホープフルステークス」と改められた。2017年にはG1へと昇格を果たし、名実ともに「2歳の中距離チャンピオン決定戦」として位置付けられている。
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第40回 |
2023年12月28日
中山
芝2000m
|
レガレイラ
美
牝2 C.ルメール
木村哲也
|
第39回 |
2022年12月28日
中山
芝2000m
|
ドゥラエレーデ
栗
牡2 B.ムルザバエフ
池添学
|
第38回 |
2021年12月28日
中山
芝2000m
|
キラーアビリティ
栗
牡2 横山武史
斉藤崇史
|
第37回 |
2020年12月26日
中山
芝2000m
|
ダノンザキッド
栗
牡2 川田将雅
安田隆行
|
第36回 |
2019年12月28日
中山
芝2000m
|
コントレイル
栗
牡2 福永祐一
矢作芳人
|
第35回 |
2018年12月28日
中山
芝2000m
|
サートゥルナーリア
栗
牡2 M.デムーロ
中竹和也
|
第34回 |
2017年12月28日
中山
芝2000m
|
タイムフライヤー
栗
牡2 C.デムーロ
松田国英
|
第33回 |
2016年12月25日
中山
芝2000m
|
レイデオロ
美
牡2 C.ルメール
藤沢和雄
|
第32回 |
2015年12月27日
中山
芝2000m
|
ハートレー
美
牡2 H.ボウマン
手塚貴久
|
第31回 |
2014年12月28日
中山
芝2000m
|
シャイニングレイ
栗
牡2 川田将雅
高野友和
|
第30回 |
2013年12月21日
阪神
芝2000m
|
ワンアンドオンリー
栗
牡2 C.ルメール
橋口弘次
|
第29回 |
2012年12月22日
阪神
芝2000m
|
エピファネイア
栗
牡2 福永祐一
角居勝彦
|
第28回 |
2011年12月24日
阪神
芝2000m
|
アダムスピーク
栗
牡2 C.ルメール
石坂正
|
第27回 |
2010年12月25日
阪神
芝2000m
|
ダノンバラード
栗
牡2 武豊
池江泰郎
|
第26回 |
2009年12月26日
阪神
芝2000m
|
ヴィクトワールピサ
栗
牡2 武豊
角居勝彦
|
第25回 |
2008年12月27日
阪神
芝2000m
|
ロジユニヴァース
美
牡2 横山典弘
萩原清
|
第24回 |
2007年12月22日
阪神
芝2000m
|
サブジェクト
栗
牡2 O.ペリエ
池江泰郎
|
第23回 |
2006年12月23日
阪神
芝2000m
|
フサイチホウオー
栗
牡2 安藤勝己
松田国英
|
第22回 |
2005年12月24日
阪神
芝2000m
|
サクラメガワンダー
栗
牡2 安藤勝己
友道康夫
|
第21回 |
2004年12月25日
阪神
芝2000m
|
ヴァーミリアン
栗
牡2 武豊
石坂正
|
第20回 |
2003年12月27日
阪神
芝2000m
|
コスモバルク
地
牡2 五十嵐冬樹
田部和則
|
第19回 |
2002年12月21日
阪神
芝2000m
|
ザッツザプレンティ
栗
牡2 河内洋
橋口弘次
|
第18回 |
2001年12月22日
阪神
芝2000m
|
メガスターダム
栗
牡2 渡辺薫彦
山本正司
|
第17回 |
2000年12月23日
阪神
芝2000m
|
アグネスタキオン
栗
牡2 河内洋
長浜博之
|
第16回 |
1999年12月25日
阪神
芝2000m
|
ラガーレグルス
栗
牡2 佐藤哲三
大久保正
|
第15回 |
1998年12月26日
阪神
芝2000m
|
アドマイヤベガ
栗
牡2 武豊
橋田満
|
第14回 |
1997年12月20日
阪神
芝2000m
|
ロードアックス
美
牡2 岡部幸雄
藤沢和雄
|
第13回 |
1996年12月21日
阪神
芝2000m
|
メジロブライト
栗
牡2 松永幹夫
浅見国一
|
第12回 |
1995年12月23日
阪神
芝2000m
|
ロイヤルタッチ
栗
牡2 O.ペリエ
伊藤雄二
|
第11回 |
1994年12月24日
阪神
芝2000m
|
タヤスツヨシ
栗
牡2 小島貞博
鶴留明雄
|
第10回 |
1993年12月25日
阪神
芝2000m
|
ナムラコクオー
栗
牡2 上村洋行
野村彰彦
|
第9回 |
1992年12月26日
阪神
芝2000m
|
ナリタタイシン
栗
牡2 清水英次
大久保正
|
第8回 |
1991年12月21日
阪神
芝2000m
|
ノーザンコンダクト
栗
牡2 藤田伸二
伊藤修司
|
第7回 |
1990年12月22日
京都
芝1600m
|
イソノルーブル
栗
牝2 五十嵐忠男
清水久雄
|
第6回 |
1989年12月10日
阪神
芝1600m
|
レガシーワイス
栗
牝2 武豊
坂口正大
|
第5回 |
1988年12月11日
阪神
芝1600m
|
タニノターゲット
栗
牝2 小島貞博
戸山為夫
|
第4回 |
1987年12月13日
阪神
芝1600m
|
プリンセススキー
栗
牝2 田島良保
田中耕太
|
第3回 |
1986年12月7日
阪神
芝1600m
|
ドウカンジョー
栗
牝2 田島信行
池江泰郎
|
第1~6回(1984~1989年)は12月上旬~中旬。第7~33回(1990~2016年)は12月中旬~下旬。第34回(2017年)以降は12月28日をベースに開催されている。
施行場所:中山芝2000m(右回り) 出走資格:2歳牡馬・牝馬 1着賞金:7000万円 負担重量:馬齢重量
競走名の「ホープフル(Hopeful)」は、英語で「希望に満ちた」「望みを持つ」の意味を表す。なお、中山競馬場では1988年から2013年にかけて同名のオープン特別競走が行われていたが、公式ではこれを前身扱いしていない。
1984年 | 阪神芝1600m、3歳(現在の2歳)牝馬、馬齢重量戦として創設競走名は「ラジオたんぱ杯3歳牝馬ステークス」G3(国内独自)に格付け |
1990年 | 京都芝1600m(外)で施行 |
1991年 | 施行距離を芝2000m、出走資格を3歳(現在の2歳)牡馬・せん馬に変更競走名を「ラジオたんぱ杯3歳ステークス」に改称 |
1994年 | タヤスツヨシが阪神芝2000mの3歳コースレコードを更新 |
1996年 | 指定交流競走に指定 |
2000年 | 出走資格を3歳(現在の2歳)に変更アグネスタキオンが阪神芝2000mの3歳コースレコードを更新 |
2001年 | 競走名を「ラジオたんぱ杯2歳ステークス」に改称 |
2006年 | 競走名を「ラジオNIKKEI杯2歳ステークス」に改称 |
2007年 | 格付け表記をJpn3に変更 |
2010年 | 国際G3に格付け |
2014年 | 施行場を中山芝2000m、出走資格を2歳牡・牝馬に変更競走名を「ホープフルステークス」に改称国際G2に昇格 |
2017年 | 国際G1に昇格 |