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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!今回は弥生賞ディープインパクト記念2024・血統予想をお届けします!
「弥生賞ディープインパクト記念」というレース名に違わず、種牡馬としてディープインパクトが通算7勝、2016~22年には産駒出走機会6連覇と大活躍した。同種牡馬は2020年産が最終世代となるため、今後は父系祖父あるいは母の父としての動向に注目したい。また、ハーツクライの直系も好走率は高く、そのなかには2014年2着ワンアンドオンリー、2022年2着ドウデュースなど、のちのダービー馬も含まれる。同系統は【0.5.2.8】と勝ちあぐねていることは否めないが、買い目を考えるうえでは一考に値する存在だ。
ほか、過去の勝ち馬で目にとまるのはMachiavellianの血脈で、2009年ロジユニヴァース、2010年ヴィクトワールピサ、2012年コスモオオゾラ、2015年サトノクラウン、2023年タスティエーラとディープインパクト産駒以外で勝利した馬の多くが保持している。なお、タスティエーラにおいてはサトノクラウンとの父仔制覇であったことも特筆できるだろう。
トロヴァトーレは、父レイデオロ×母シャルマント(母の父エンパイアメーカー)。近親に09年弥生賞を制したロジユニヴァースがおり、伯母ディアドラも17年紫苑Sを勝つなど、中山芝2000mの重賞で存在感を放つ血統背景の持ち主。また、一族の牝祖となるソニンクがMachiavellian直仔であることはレース傾向からも評価しやすいところだろう。本馬自身も今回と同じ舞台で2戦2勝。葉牡丹賞もノーステッキで完勝とあれば楽しみは大きい。
シュバルツクーゲルは、父キズナ×母ソベラニア(母の父Monsun)。まだ同産駒は3着内に好走例がないものの、昨年はブービー人気のアームブランシュが上がり3F最速となる末脚を駆使して勝ち馬から0秒2差4着と健闘。ディープインパクトの直系であることからも動向を注視していきたいところがある。本馬においては半兄シュヴァルツリーゼが19年弥生賞の2着馬でもあり、持ち前の粘り強い立ち回りも中山コースでこそ活きそうだ。
【血統予想からの注目馬】
⑥トロヴァトーレ ③シュバルツクーゲル