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10月10日の阪神5R(2歳新馬、芝2000メートル、9頭立て)は、川田将雅騎手のグランヴィノス(牡、栗東・友道康夫厩舎)が中団やや後方を追走すると、直線で強烈な決め手を発揮して一気に突き抜け、単勝オッズ1・3倍の断然人気に応えた。タイムは2分3秒5(稍重)。
1馬身半差の2着にはセレンディピティ(4番人気)、さらにハナ差遅れた3着にティムール(3番人気)が入った。
◆佐々木主浩オーナー(1着 グランヴィノス)「期待していた馬です。中団で外に出て上がってきたところで大丈夫だと思いました。『大きいけど、素軽い』と友道先生も言ってくれていました。まだ成長もある馬なので、レースなどは先生に任せています。(2017年のジャパンCを制した半兄の)シュヴァルグランと比べても、現時点ではしっかりしていますね」
グランヴィノスは、父キタサンブラック、母ハルーワスウィート、母の父Machiavellianという血統。きょうだいにヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナ(牝、父ディープインパクト)、ジャパンCを勝ったシュヴァルグラン(牡、父ハーツクライ)、半姉に秋華賞とドバイターフを制したヴィブロス(牝、父ディープインパクト)がいる。