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◆昨年より状態上〔3〕ジェンティルドンナ
午前11時54分に東京競馬場に着いた。輸送は6時間足らずで、非常にスムーズだった。日迫厩務員は「去年は連覇のプレッシャーがあったけれど、それに比べれば今年は楽。状態も去年よりいいし、あとはやれることをやるだけ。馬場状態もOKの範囲内でしょう」と、人馬ともにリラックスムードだった。
◆巻き返しに期待〔10〕ワンアンドオンリー
到着するとすぐに青草を食べ始め、リラックスムード。甲斐助手は「馬運車ではおとなしい馬。輸送はスムーズだったし、普段どおりですね」と好気配を伝えた。菊花賞では伸びを欠いて9着だったが、「追い切りの動きはよかったし、前走よりいい状態。ダービーと同じ舞台だから、同じような走りを期待したいです」と巻き返しを狙っていた。
◆じっくりと調整〔5〕ヒットザターゲット
厩舎周辺で1時間40分、じっくりと引き運動を消化。金曜の午後に入厩しているだけに、環境にもなじんできた。「東京に来るときの調整は、いつもこのパターン。いい枠が当たりましたし、馬のリズムを崩さずにレースができれば」と清生助手。
◆「とにかく元気」〔6〕ハープスター
午後4時ごろに到着した。馬運車から降りる姿も落ち着いていて、雰囲気は上々。山口厩務員は「フランスに比べれば日本での輸送なんてどうということないよ」と笑顔。2011年の勝ち馬ブエナビスタも担当していた腕利きは、「ブエナほどおとなしくないけど、だいぶ余計なことをしなくなったね。帰国してからはドンと構えるようになった。とにかく元気いっぱいだし、楽しみ」と、成長してきた天才牝馬の走りに期待していた。
◆落ち着き十分!!〔15〕スピルバーグ
僚馬3頭を先導する形で東京でスクーリングを行った。ダートコースでのキャンター、パドックでの周回ともに落ち着いており、GI馬の風格も感じさせるようになってきた。「歩様もいいですし、早めに東京に入厩する調整が合っているようです。気持ちの面でも引き締まりますからね」と千島助手。
◆〔8〕デニム今年一番のデキ
僚馬エピファネイアとともに東京競馬場に到着した。「去年(2着)はレースを使っていくなかでジャパンカップ参戦が決まりましたが、今年は最初から目標にしてきたレース。状態も今年の中では一番」と小滝助手は体調のよさに自信をもっている。「馬場(悪化)は気にしていないので、他の馬が気になるようなら」と、今年は1着を意識しているのは間違いない。
◆人馬とも自然体〔9〕イスラボニータ
午前6時30分に東京競馬場へ到着。順調な輸送で、到着後1時間ほど引き運動を行った。「2歳の東スポ杯(1着)以来、(前日入りは)いつも通りのパターン。何度も来ているので、馬も分かっていますね。すこぶる順調ですし、あとは自分の競馬をしてくれれば」と佐藤助手。人馬ともに自然体だ。
◆二四で巻き返す〔9〕トーセンジョーダン
スムーズな輸送で東京に到着。すぐに30分ほど運動して体をほぐした。ジャパンCは昨年が3着、3年前が2着と十分な実績がある。「年齢的に、このぐらいの距離がいいんでしょう。馬場は良馬場に越したことはありません」と中澤助手。
◆叩いた上積み大〔16〕フェノーメノ
美浦・南の角馬場で乗り運動を行って坂路へ。弾むような脚さばきでラスト1ハロン15秒9(4ハロン68秒4)をマークした。手綱を取った佐々木助手は「いいときの感じなんですけど、1回使って見た目に張りが出てきました。本当に感じはいいので巻き返したい」と天皇賞・秋14着を使われての変わり身を強調。「勢いのある岩田騎手に任せます」と先週のマイルCSをダノンシャークで制した名手に託す。