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17日のセントライト記念に続いて、22日に阪神で菊花賞トライアル・神戸新聞杯が行われる。過去10年で8頭の菊花賞馬を輩出している最も重要なステップレース。ここ2年もオルフェーヴルとゴールドシップが神戸新聞杯と本番の菊花賞を連勝している。
皐月賞、日本ダービーで2着に泣いたエピファネイア(栗東・角居勝彦厩舎、牡)が、無事に夏を越した。11日の1週前追い切りは福永祐一騎手を背にCWコースで僚馬に4馬身先着。ダービー以来、4カ月ぶりの実戦で目標はあくまでも先だが、戦える状態にある。前週の3日間競馬でメーンレース3勝を含む6勝をマークした厩舎の勢いも後押しする状況だ。
春のクラシック参戦組では、皐月賞5着、ダービー8着のタマモベストプレイ(栗東・南井克巳厩舎、牡)と、皐月賞、ダービーともに6着のテイエムイナズマ(栗東・福島信晴厩舎、牡)が始動戦へ順調にトレーニングを進めている。ともに重賞勝ちの実績があり、本番へのメドを立てたい一戦だ。
別路線組では、函館の松前特別(1000万下、芝2600メートル)を逃げ切ったヒルノドンカルロ(栗東・昆貢厩舎、牡)、同じ函館芝2600メートルの支笏湖特別(1000万下)を勝ったヤマイチパートナー(栗東・鹿戸明厩舎、牡)が上がり馬として注目の的。ともに長距離適性が高く侮れない。
若葉S3着、青葉賞4着で惜しくも春のクラシックに出られなかったサトノノブレス(栗東・池江泰寿厩舎、牡)は、2着ながら放牧明けの信濃川特別(1000万下、芝2000メートル)をひと叩きした上積みは大きい。素質は高く、上位争いに加わってきそうだ。
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