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23日の中山メインは天皇賞・春の前哨戦「第72回日経賞」。有馬記念が行われるグランプリコースに、スタミナ自慢が顔をそろえている。
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古豪マイネルウィルトスが重賞初制覇を狙う。Gレースで2着が4回もある実力派。8歳になっても元気いっぱいで、前走のAJCCでは最内枠からハナを奪って0秒3差の5着に踏ん張った。
2500メートルは過去に3走して21&23年アルゼンチン共和国杯、22年目黒記念ですべて2着という得意な距離。豊富なスタミナを発揮して勝ち切り、GIへ向かいたい。
クロミナンスは3勝クラスを勝って挑んだAJCCで0秒2差の3着に食い込んだ。300メートルの距離延長がカギとなるが、重賞2戦目の慣れが見込めるうえ、中山は条件戦を2勝と得意だ。
昨年の目黒記念を制したヒートオンビートは有馬記念の直線で不利を受けて16着。間隔を空けて態勢を立て直している。スムーズなレースをして巻き返しを図る。
シュトルーヴェは3勝クラスのジャパンCBR受賞記念を勝って勢いに乗っている。初の中山で好メンバーを相手にどんな走りを見せるか。(夕刊フジ)