《栗東》チャレンジＣ６着から初めてダートに挑むガイアフォース（杉山晴、牡５）は、新コンビの長岡騎手を背にＣＷコースで３頭併せ。一杯に追われてラスト１ハロン１１秒４（６ハロン８２秒２）をマークし、内エルトンバローズに半馬身、外イクスプロージョン（ともにＯＰ）に２馬身半先着した。杉山晴調教師は「しまいをしっかり伸ばすイメージでやりましたが、良かったです。東京のマイル自体は経験していますし、初めてのダートを試すには広いコースはいいと思います」と語った。

東京大賞典３着ドゥラエレーデ（池添、牡４）は、坂路を単走。抜群の行きっぷりで馬なりのままラスト１ハロン１２秒０（４ハロン５５秒１）をマークした。池添調教師は「全体時計は遅いけど、しっかり我慢をさせて、馬なりでいい動きでした。前走は結果的にチャンピオンズＣの疲れがレースに影響した感じでしたが、間をあけてリフレッシュできています」と好調をアピールした。

武蔵野Ｓ３着レッドルゼル（安田隆、牡８）は坂路で単走。ゴール前で追われて、４ハロン５２秒４－１２秒２で力強く駆け上がった。安田隆調教師は「１週前なのでそこそこやりました。冬場の方が体調がいいし、熱中症が尾を引いていた昨年の秋と違って元気です」と状態面に胸を張る。

東海Ｓ６着ペプチドナイル（武英、牡６）は、坂路で併せ馬。引っ張り切りの手応えで４ハロン５５秒１－１２秒５を計時し、ホワイトリバー（未勝利）にクビ差先着した。荻野助手は「うなっていた。前走くらいから追い切りでグイグイ行く感じだけど、引っ掛かるわけではなく、気持ちが前向きでいい感じ」と好気配を伝える。


兵庫ＧＴ５着セキフウ（武幸、牡５）は、ＣＷコースで３頭併せ。一杯に追われてラスト１ハロン１１秒６（６ハロン８０秒０）の好時計で駆け抜け、最先着した。武幸調教師は「寒い時期は元気がいい。体調がいいから動きも良かった。気の悪いところがあるので、機嫌良く競馬に行けるようにもっていきたい」と話した。

ＡＪＣＣ１０着カラテ（辻野、牡８）は、ＣＷコースで単走。パワフルなフットワークで、しまい重点でラスト１ハロン１１秒７（６ハロン８６秒４）をマークした。辻野調教師は「１週前なのでしっかり動かしました。前走は走り切っていないし、ダメージはなかった。あとはダート適性だけですね」とポイントを挙げた。

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