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7月9日、国内最大の競走馬セリ市「セレクトセール2019」当歳馬セールが北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開催されており、2018年の鳴尾記念を制したストロングタイタンを半兄にもつタイタンクイーンの2019(牡、父ディープインパクト)が、史上4位の高額となる4億7000万円(税抜き※以下同)で取引された。落札したのは、「アドマイヤ」の冠名でおなじみの近藤利一氏。
また、2億円を超える高額取引馬が他に2頭登場している。アドマイヤセプターの2019(牡、父ドレフォン)は東洋木材により2億5000万円、アゲヒバリの2019(牡、ロードカナロア)は「ホウオウ」の冠名を使用する小笹芳央氏が2億1000万円でそれぞれ落札。
他では、半姉に“三冠牝馬”ジェンティルドンナなどがおり、キタサンブラックの初年度産駒としても注目されたドナブリーニの2019(牡)が、HIROKIカンパニーにより1億6000万円で(税抜き※以下同)落札。この日の1番目に登場したマラコスタムブラダの2019(牡、父ハーツクライ)が「バローズ」の冠名でおなじみの猪熊広次氏に1億6000万円で落札され、半姉にプリモシーンがいるキャリコの2019(牡、父ロードカナロア)を「ミッキー」の野田みづき氏が1億5000万円で落札するなど、初日に続き高額落札馬が続出している。