メニュー
ローズS G2
ローズSの歴史と概要
かつてのエリザベス女王杯トライアルで、現在の秋華賞トライアル。第4回（1986年）のメジロラモーヌ、第5回（1987年）のマックスビューティら、昭和の時代から世代トップクラスの馬による勝利が多く、平成に入ってからも、第12回（1994年）のヒシアマゾン、第21回（2003年）アドマイヤグルーヴ、第25回（2007年）のダイワスカーレット、第30回（2012年）のジェンティルドンナなど、のちに“名牝”と呼ばれる一流馬が優勝馬欄にその名を刻んでいる。平穏決着の多いレースだが、第35回（2017年）は8番人気のラビットラン、6番人気のカワキタエンカという伏兵2頭がワンツーを決め、馬連2万馬券の波乱の結末となった。
歴史と位置付け
1983年、上位5着以内に優先出走権が与えられるエリザベス女王杯のトライアルレースとして創設。翌年にグレード制が導入され、G2（国内独自）に格付けされた。創設以来、京都芝2000mの外回りコースで開催されてきたが、1996年の秋華賞新設を受け、舞台を阪神芝2000m（2007年以降は芝1800m）に移すとともに施行時期を約1カ月繰り上げ。上位3着以内に優先出走権が与えられる秋華賞トライアルとして新たな歴史をスタートさせた。なお、リニューアルして長らくは本番の秋華賞と直結する度合いも非常に高かったが、紫苑Sの重賞昇格や外厩設備の充実にともない、2016年を境にトライアルレースとしての優位性は低くなりつつある。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 |
|---|---|---|
第41回
|
2023年9月17日
阪神
芝1800m
|
マスクトディーヴァ
栗
牝3 岩田望来
辻野泰之
|
|
第40回
|
2022年9月18日
中京
芝2000m
|
アートハウス
栗
牝3 川田将雅
中内田充
|
|
第39回
|
2021年9月19日
中京
芝2000m
|
アンドヴァラナウト
栗
牝3 福永祐一
池添学
|
|
第38回
|
2020年9月20日
中京
芝2000m
|
リアアメリア
栗
牝3 川田将雅
中内田充
|
|
第37回
|
2019年9月15日
阪神
芝1800m
|
ダノンファンタジー
栗
牝3 川田将雅
中内田充
|
|
第36回
|
2018年9月16日
阪神
芝1800m
|
カンタービレ
栗
牝3 Ｃ．ルメール
中竹和也
|
|
第35回
|
2017年9月17日
阪神
芝1800m
|
ラビットラン
栗
牝3 和田竜二
角居勝彦
|
|
第34回
|
2016年9月18日
阪神
芝1800m
|
シンハライト
栗
牝3 池添謙一
石坂正
|
|
第33回
|
2015年9月20日
阪神
芝1800m
|
タッチングスピーチ
栗
牝3 Ｃ．ルメール
石坂正
|
|
第32回
|
2014年9月21日
阪神
芝1800m
|
ヌーヴォレコルト
美
牝3 岩田康誠
斎藤誠
|
|
第31回
|
2013年9月15日
阪神
芝1800m
|
デニムアンドルビー
栗
牝3 内田博幸
角居勝彦
|
|
第30回
|
2012年9月16日
阪神
芝1800m
|
ジェンティルドンナ
栗
牝3 岩田康誠
石坂正
|
|
第29回
|
2011年9月18日
阪神
芝1800m
|
ホエールキャプチャ
美
牝3 池添謙一
田中清隆
|
|
第28回
|
2010年9月19日
阪神
芝1800m
|
アニメイトバイオ
美
牝3 後藤浩輝
牧光二
|
|
第27回
|
2009年9月20日
阪神
芝1800m
|
ブロードストリート
栗
牝3 藤田伸二
藤原英昭
|
|
第26回
|
2008年9月21日
阪神
芝1800m
|
マイネレーツェル
栗
牝3 川田将雅
五十嵐忠
|
|
第25回
|
2007年9月16日
阪神
芝1800m
|
ダイワスカーレット
栗
牝3 安藤勝己
松田国英
|
|
第24回
|
2006年9月17日
中京
芝2000m
|
アドマイヤキッス
栗
牝3 武豊
松田博資
|
|
第23回
|
2005年9月18日
阪神
芝2000m
|
エアメサイア
栗
牝3 武豊
伊藤雄二
|
|
第22回
|
2004年9月19日
阪神
芝2000m
|
レクレドール
栗
牝3 安藤勝己
池江泰郎
|
|
第21回
|
2003年9月21日
阪神
芝2000m
|
アドマイヤグルーヴ
栗
牝3 武豊
橋田満
|
|
第20回
|
2002年9月15日
阪神
芝2000m
|
ファインモーション
栗
牝3 松永幹夫
伊藤雄二
|
|
第19回
|
2001年9月16日
阪神
芝2000m
|
ダイヤモンドビコー
美
牝3 松永幹夫
藤沢和雄
|
|
第18回
|
2000年9月17日
阪神
芝2000m
|
ニホンピロスワン
栗
牝3 福永祐一
田中耕太
|
|
第17回
|
1999年9月26日
阪神
芝2000m
|
ヒシピナクル
栗
牝3 河内洋
佐山優
|
|
第16回
|
1998年9月27日
阪神
芝2000m
|
ファレノプシス
栗
牝3 武豊
浜田光正
|
|
第15回
|
1997年9月21日
阪神
芝2000m
|
キョウエイマーチ
栗
牝3 松永幹夫
野村彰彦
|
|
第14回
|
1996年9月22日
阪神
芝2000m
|
ヒシナタリー
栗
牝3 角田晃一
佐山優
|
|
第13回
|
1995年10月22日
京都
芝2000m
|
サイレントハピネス
美
牝3 橋本広喜
藤沢和雄
|
|
第12回
|
1994年10月23日
阪神
芝2000m
|
ヒシアマゾン
美
牝3 中舘英二
中野隆良
|
|
第11回
|
1993年10月24日
京都
芝2000m
|
スターバレリーナ
栗
牝3 河内洋
長浜博之
|
|
第10回
|
1992年10月25日
京都
芝2000m
|
エルカーサリバー
栗
牝3 柴田政人
田中良平
|
|
第9回
|
1991年10月20日
京都
芝2000m
|
リンデンリリー
栗
牝3 岡潤一郎
野元昭
|
|
第8回
|
1990年10月21日
京都
芝2000m
|
カツノジョオー
栗
牝3 田島良保
中村均
|
|
第7回
|
1989年10月22日
京都
芝2000m
|
シャダイカグラ
栗
牝3 武豊
伊藤雄二
|
|
第6回
|
1988年10月23日
京都
芝2000m
|
シヨノロマン
栗
牝3 武豊
庄野穂積
|
|
第5回
|
1987年10月25日
京都
芝2000m
|
マックスビューティ
栗
牝3 田原成貴
伊藤雄二
|
|
第4回
|
1986年10月12日
京都
芝2000m
|
メジロラモーヌ
美
牝3 河内洋
奥平真治
|
開催時期
第1～13回（1983～1995年）は10月中旬～下旬、第14回（1996年）以降は9月中旬～下旬に開催。
競走条件
施行場所：阪神芝1800m（右・外回り）
出走資格：3歳牝馬
１着賞金：5200万円
負担重量：馬齢重量
年表
| 1983年 | 京都芝2000m（外）、4歳（現在の3歳）牝馬限定、定量戦として創設 エリザベス女王杯トライアルに指定 |
| 1984年 | グレード制導入にともないG2（国内独自）に格付け 混合競走に指定 |
| 1990年 | カツノジョオーが京都芝2000m（外）のコースレコードを更新 |
| 1991年 | エリザベス女王杯への優先出走権を上位5着以内から上位3着以内に変更 |
| 1992年 | エルカーサリバーが京都芝2000m（外）のコースレコードを更新 |
| 1994年 | 阪神芝2000mで施行 |
| 1995年 | 指定交流競走に指定 京都芝2000m（内）で施行 |
| 1996年 | 秋華賞の新設にともない秋華賞トライアルへと変更 施行場を阪神芝2000mに変更 |
| 2003年 | 負担重量を馬齢重量に変更 |
| 2006年 | 中京芝2000mで施行 |
| 2007年 | 格付け表記をJpn2に変更 施行距離を芝1800m（外）に変更 |
| 2009年 | 国際競走に指定 国際G2に格付け ブロードストリートが阪神芝1800m（外）のコースレコードを更新 |
| 2019年 | ダノンファンタジーが阪神芝1800m（外）のコースレコードを更新 |
| 2020年 | 中京芝2000ｍで施行 COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
| 2021年 | 中京芝2000ｍで施行 |
| 2022年 | 中京芝2000ｍで施行 |
| 2024年 | 中京芝2000ｍで施行 |
「ROBOTIP」のご紹介
まだウマニティ会員ではない方へ
 |
|
 |
|
 |
|
 |
