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アルゼンチン共和国杯 G2
アルゼンチン共和国杯の歴史と概要
ハンデ戦ながらに将来性豊かな好メンバーが集まる傾向にあり、その勝ち馬の多くがG1ホースへと登り詰めている注目の一戦。第45回（2007年）を勝ったアドマイヤジュピタは翌年の天皇賞（春）に勝利。第46回（2008年）の勝ち馬スクリーンヒーローは、続くジャパンカップも人気薄の立場で制して周囲を驚かせた。そのスクリーンヒーローとの父仔制覇を達成した第53回（2015年）ゴールドアクターも、父同様に勢いは止まらず、連勝で有馬記念をも制している。ほかにも、第48回（2010年）のトーセンジョーダン、第54回（2016年）のシュヴァルグラン、第55回（2017年）のスワーヴリチャードなど、とくに近年の勝ち馬はG1で名を揚げるケースが目立つようになってきた。
歴史と位置付け
日本とアルゼンチンの友好と親善の一環として、アルゼンチン・ジョッキークラブから優勝カップの寄贈を受けたのを記念し、1963年に「アルゼンチンジョッキークラブカップ」として創設。1974年にアルゼンチン競馬の管轄が国に移管されたことにともない、翌1975年に現行の「アルゼンチン共和国杯」に改称された。当初は春シーズンに別定戦として開催されていたが、1984年に開催時期を秋に移行し、負担重量規定がハンデキャップに。さらに、グレード制の導入によりG2に格付けされた。現在はジャパンカップや有馬記念のステップレースとして機能しており、前記のとおり多くの活躍馬を出している。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 |
|---|---|---|
第61回
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2023年11月5日
東京
芝2500m
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ゼッフィーロ
栗
牡4 Ｊ．モレイラ
池江泰寿
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第60回
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2022年11月6日
東京
芝2500m
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ブレークアップ
美
牡4 田辺裕信
黒岩陽一
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第59回
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2021年11月7日
東京
芝2500m
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オーソリティ
美
牡4 Ｃ．ルメール
木村哲也
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第58回
|
2020年11月8日
東京
芝2500m
|
オーソリティ
美
牡3 Ｃ．ルメール
木村哲也
|
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第57回
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2019年11月3日
東京
芝2500m
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ムイトオブリガード
栗
牡5 横山典弘
角田晃一
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第56回
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2018年11月4日
東京
芝2500m
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パフォーマプロミス
栗
牡6 Ｃ．オドノヒュー
藤原英昭
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第55回
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2017年11月5日
東京
芝2500m
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スワーヴリチャード
栗
牡3 Ｍ．デムーロ
庄野靖志
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第54回
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2016年11月6日
東京
芝2500m
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シュヴァルグラン
栗
牡4 福永祐一
友道康夫
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第53回
|
2015年11月8日
東京
芝2500m
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ゴールドアクター
美
牡4 吉田隼人
中川公成
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第52回
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2014年11月9日
東京
芝2500m
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フェイムゲーム
美
牡4 北村宏司
宗像義忠
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第51回
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2013年11月3日
東京
芝2500m
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アスカクリチャン
栗
牡6 戸崎圭太
須貝尚介
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第50回
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2012年11月4日
東京
芝2500m
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ルルーシュ
美
牡4 横山典弘
藤沢和雄
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第49回
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2011年11月6日
東京
芝2500m
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トレイルブレイザー
栗
牡4 安藤勝己
池江泰寿
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第48回
|
2010年11月7日
東京
芝2500m
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トーセンジョーダン
栗
牡4 三浦皇成
池江泰寿
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第47回
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2009年11月8日
東京
芝2500m
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ミヤビランベリ
栗
牡6 吉田隼人
加藤敬二
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第46回
|
2008年11月9日
東京
芝2500m
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スクリーンヒーロー
美
牡4 蛯名正義
鹿戸雄一
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第45回
|
2007年11月4日
東京
芝2500m
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アドマイヤジュピタ
栗
牡4 村田一誠
友道康夫
|
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第44回
|
2006年11月5日
東京
芝2500m
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トウショウナイト
美
牡5 武士沢友治
保田一隆
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第43回
|
2005年11月6日
東京
芝2500m
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サクラセンチュリー
栗
牡5 佐藤哲三
佐々木晶
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第42回
|
2004年11月7日
東京
芝2500m
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レニングラード
栗
牡5 横山典弘
音無秀孝
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第41回
|
2003年11月9日
東京
芝2500m
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アクティブバイオ
栗
牡6 武幸四郎
崎山博樹
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第40回
|
2002年11月3日
中山
芝2500m
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サンライズジェガー
栗
牡4 岡部幸雄
福永甲
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第39回
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2001年11月4日
東京
芝2500m
|
トウカイオーザ
栗
牡4 蛯名正義
松元省一
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第38回
|
2000年11月5日
東京
芝2500m
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マチカネキンノホシ
美
牡4 岡部幸雄
藤沢和雄
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第37回
|
1999年11月6日
東京
芝2500m
|
マーベラスタイマー
美
牡5 的場均
矢野照正
|
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第36回
|
1998年11月7日
東京
芝2500m
|
ユーセイトップラン
栗
牡5 佐藤哲三
音無秀孝
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|
第35回
|
1997年11月1日
東京
芝2500m
|
タイキエルドラド
美
牡3 岡部幸雄
藤沢和雄
|
|
第34回
|
1996年11月16日
東京
芝2500m
|
エルウェーウィン
栗
牡6 南井克巳
坪憲章
|
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第33回
|
1995年11月18日
東京
芝2500m
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ゴーゴーゼット
栗
牡4 村本善之
新井仁
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第32回
|
1994年11月19日
東京
芝2500m
|
マチカネアレグロ
栗
牡3 河内洋
浅見秀一
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第31回
|
1993年11月20日
東京
芝2500m
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ムッシュシェクル
栗
牡5 藤田伸二
小林稔
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第30回
|
1992年11月22日
東京
芝2500m
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ミナミノアカリ
栗
牡4 藤田伸二
庄野穂積
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第29回
|
1991年11月17日
東京
芝2500m
|
ヤマニングローバル
栗
牡4 横山典弘
浅見国一
|
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第28回
|
1990年11月18日
東京
芝2500m
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メジロモントレー
美
牝4 横山典弘
奥平真治
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|
第27回
|
1989年11月19日
東京
芝2500m
|
クリロータリー
美
牝5 郷原洋行
吉野勇
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第26回
|
1988年11月20日
東京
芝2500m
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レジェンドテイオー
美
牡5 郷原洋行
田村駿仁
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第25回
|
1987年11月22日
東京
芝2500m
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カシマウイング
美
牡4 的場均
飯塚好次
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第24回
|
1986年11月16日
東京
芝2500m
|
サクラサニーオー
美
牡4 小島太
境勝太郎
|
開催時期
第1～21回（1963～1983年）は原則5月上旬～中旬（一部、3、4、6、10月）。第22～34回（1984～1996年）は11月中旬～下旬。第35回（1997年）以降は11月上旬に開催されている。
競走条件
施行場所：東京芝2500m（左回り） 出走資格：3歳以上 １着賞金：5700万円 負担重量：ハンデキャップ
年表
| 1963年 | 東京芝2300m、4歳（現在の3歳）以上、別定戦として創設競走名は「アルゼンチンジョッキークラブカップ」 |
| 1964年 | 出走資格を5歳（現在の4歳）以上に変更 |
| 1966年 | 施行距離を芝3200mに変更 |
| 1969年 | 施行距離を芝2600mに変更 |
| 1970年 | 施行場を中山芝2500mに変更 |
| 1972年 | 混合競走に指定（～1983年）施行場を東京芝2400mに変更 |
| 1975年 | 競走名を「アルゼンチン共和国杯」に改称 |
| 1977年 | アイフルがレース史上初の2連覇を達成 |
| 1981年 | 施行場を中山芝2500mに変更 |
| 1983年 | ミナガワマンナがレース史上2頭目の2連覇を達成 |
| 1984年 | 施行場を東京芝2500m、出走資格を4歳（現在の3歳）以上、負担重量をハンデキャップに変更グレード制導入にともないG2（国内独自）に格付け |
| 1990年 | 混合競走に再指定 |
| 1994年 | マチカネアレグロが東京芝2500mのコースレコードを更新 |
| 1998年 | 指定交流競走に指定「日本・アルゼンチン修好100周年記念」の副題を付して実施 |
| 2002年 | 中山芝2500mで施行 |
| 2005年 | 国際競走に指定 |
| 2007年 | 格付け表記をJpn2に変更 |
| 2009年 | 国際G2に格付け |
| 2010年 | 「アルゼンチン共和国建国200周年記念」の副題を付して実施 |
「ROBOTIP」のご紹介
まだウマニティ会員ではない方へ
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