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《JBCクラシック=A》前半はスローで流れたが、2周目の向こう正面から一気にペースが上がるタフな流れ。アウォーディーは自ら動いて最後まで伸び、他馬を完璧にねじ伏せる強い内容だった。時計は平凡だが、レース全体のレベルは高い。
《武蔵野S=A》1分33秒8(重)のレコード決着。ゴールドドリームは1馬身1/4差の2着だったが、走破時計は自己ベストを1秒4も更新し、悲観する内容ではない。3着カフジテイクは、不向きな展開ながらも、メンバー中最速の上がり3ハロン34秒2をマークしての3着。
《みやこS=B》モンドクラッセが逃げて、前半5ハロンが61秒0と平均より少し遅い流れ。勝ったアポロケンタッキーは、早めの仕掛けから長くいい脚を使って、最後も2着馬の強襲を振り切った点は評価できるが、勝ち時計は平凡だった。ただ、3着ロワジャルダンは本来の切れ味が戻ってきた印象。
◇結論◇
6連勝でGI奪取に成功したアウォーディーを中心に推す。中京ダートは未経験だが、左回りも問題はなく、しっかりと結果を出してきた。自在性があるのも大きなアドバンテージだ。2番手はゴールドドリーム。大きく時計を短縮したあたりに現状の充実ぶりが表れている。ほかではJBCクラシック組のサウンドトゥルー、ノンコノユメも高評価。ロワジャルダン、アポロケンタッキーも押さえには必要だ。
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