競馬ニュース > 記事
充実の5歳夏へ、目黒記念2着以来のルルーシュが、晴天の函館競馬場で完成度の高い走りを披露した。
芝コースで内レッドフォルツァを1馬身追いかける流れ。前半を楽なペースで運んだ分、後半はパワフルに動き、4角であっさりパートナーに並びかけると、最後の直線は馬なりで鮮やかに半馬身先着した。
洗練さを増したような滑らかなフットワークに、「時計は遅かったけど、これで大丈夫。トシを取って元気になって、今は思いどおりに休んだり使ったりできる。昔は勝手に休んでたのに(笑)」と、藤沢和調教師が相好を崩す。
春は目黒記念の1走のみ。それでも、予定どおりに運んだ調教過程が自信につながる。「前走もGIIで頑張れていたね。去年の巴賞(2着)でいい競馬をしているから、洋芝も大丈夫。(先週の関屋記念を勝った)レッドスパーダに気合を入れてもらったんだしね」
名門の、03年1月26日(AJCC=マグナーテン)→2月2日(東京新聞杯=ボールドブライアン、京都牝馬S=ハッピーパス)以来の2週連続重賞Vへ、エース候補が万全の構えだ。(夕刊フジ)
★札幌記念の特別登録(想定騎手入り)はこちら
![](/common/img/timeline/thumb-up.png)