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マイルチャンピオンシップ(19日、京都、GⅠ、芝1600メートル)の枠順が17日、確定した。
ニュージーランドTを勝ち毎日王冠8着のエエヤンは❷枠④番をゲット。伊藤大調教師は「いいところですね。前に行く馬を見ながら、いい形で競馬ができると思います」とうなずいた。同日朝は美浦坂路下の角馬場で調整。「運動だけの予定でしたが、元気があったので。落ち着いていて雰囲気がいいです」と状態に胸を張る。
前走(富士S)初マイルで3着だったソーヴァリアントは❹枠⑧番。大竹調教師は「真ん中で、ちょうどいいところ。(後入れの)偶数なのもよかったです。(池添)ジョッキーもこの馬のことを分かっているので、特に作戦はありません」と鞍上に委ねる。同日朝は美浦坂路を4ハロン66秒0―15秒6で駆け上がった。「いいですね。ブレないで真っすぐに走っていました」とトレーナー。
毎日王冠3着のシュネルマイスターは❺枠⑨番。手塚調教師は「最近は(ルメール)ジョッキーがタイミング良く出してくれているけど、ゲートでいつも立ち上がるので…。練習しておとなしくはなっています。レース前にも練習すると思います。あとはジョッキーと相談します」と、GⅠ4連勝がかかる名手に託す。なお、同馬は栗東で順調に調整を重ねている。
京王杯SCの勝ち馬で富士S2着のレッドモンレーヴは❻枠⑫番。蛯名正調教師は「いいんじゃない。偶数はいいよね。京王杯SCと同じでなおさらいいと思います」と喜んだ。同日朝は美浦坂路を2度も駆け上がり、2本目は4ハロン58秒4―14秒2の意欲的なメニューを消化。「馬の気分に合わせて調整しています。ここまで滞りなく順調に来ています。輸送も特に心配していません」と万全の態勢で臨む。
京都金杯の勝ち馬で富士S4着のイルーシヴパンサーは❽枠⑮番。久保田調教師は「ちょっと外だよね。ただ、前走は前に壁がなくても走れていて、ここに向けての競馬はできました。この枠で何ができるか(岩田望)ジョッキーと相談します。ここまでやることはやってきたので、あとはどれだけ力を見せてくれるか」と地力に期待する。同馬は同日午前4時に美浦を出発した。土曜日はスクーリングを行う予定。