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関東馬のシュネルマイスターは、先週9日から滞在中。CWコースを軽やかな脚取りで駆け抜け、最終追い切りに備えた。名畑助手は「順調にきています。マイラーズCを勝ったときの仕上がりにあるし、そこから上向くイメージで進めています。もう1つ、タイトルを取りたいですね」と言葉に力を込めた。
ソウルラッシュは京成杯AHでトップハンデ59キロを克服し、重賞2勝目を挙げた。「前走はよく頑張った。その後は放牧を挟みましたが、しっかり乗り込んで順調にきています」と池江調教師。「去年(4着)と比べて大きく変わった感じはないですが、衰えが見られないのはいいのかな」と話した。
ただ一頭の牝馬のナミュールは、前走・富士Sで重賞2勝目をゲット。勢いそのままに、GⅠ初制覇を狙う。高野調教師は「順調ですね。前回のようにいい状態なら、しっかりと走ってくれます。秋華賞(2着)で右に膨らんだりはしましたが、右回りは心配していません。場所も選ばない馬なので」とうなずいた。
ダノンザキッドは昨年の2着馬。前走・宝塚記念は13着に大敗したが、「敗因は(2200メートルの)距離でしょう。(昨年の阪神から)コースは替わりますが、マイルは合っていますからね」と安田隆調教師は巻き返しを誓う。
JBCスプリント7着のバスラットレオンは中1週での参戦。「間隔が詰まっているので、大きな負荷は要らない。サッと追い切れば体は仕上がると思います」と安藤助手。「前回は距離が忙しかった。マイルなら自分のリズムで走りやすいと思います」と期待を込めた。