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②フィアスプライド
ターコイズSウイナーのディープインパクト産駒は、美浦坂路4ハロン67秒9-15秒7で最終調整を終えた。国枝調教師は「順調だね、状態に不安はない。広い府中で良馬場なら何より。ロスなく立ち回って、空いたところをビュッと差せれば」と想像を膨らませた。
③スタニングローズ
2年前の秋華賞馬はナミュールと同じ馬運車で府中に到着。土屋助手は「輸送中もおとなしかったです。トモ(後肢)がしっかりして、大阪杯のときから走りにバネが出た。あとは〝ドルフィン西村〟に任せたい」と、動きをイルカに例えた鞍上に全権委任だ。
④コンクシェル
中山牝馬Sの覇者は午後0時7分に到着。本田助手は「何回も来ているし落ち着いている。輸送に不安はないからね」と長距離輸送OKをアピール。「体もたくましくなったし前走よりもいい感じ。スッと前を取って自分の競馬ができれば」と先行押し切りを思い描く。
⑤ウンブライル
マイルGⅠ馬ステルヴィオの全妹は、美浦Wコースで4ハロン65秒1-14秒4。ゴール板通過後もペースを緩めずに半周ほど流した。木村調教師は「形になっている舞台ではあるし、言い訳ができない条件。何とか巻き返したい」と熱意をみなぎらせた。
⑥マスクトディーヴァ
昨年の秋華賞2着馬は午後3時30分に東京入り。黒鹿毛が太陽に照らされて輝いており、体調面の良さが伝わってくる。黒川助手は「状態は上がっている。左回りの方がいいタイプ。ゲートも2走前はタイミングが悪かっただけで心配していない」と不安なしだ。
⑩ナミュール
昨年のマイルCS勝ち馬は午後3時48分に決戦の地に到着した。海外遠征を経験し、落ち着きも増した印象だ。平川厩務員は「いつもと変わらない状態です。ドバイターフのあともすぐにカイバを食べたし、体重も維持できました」とたくましさに目を細めた。
⑬モリアーナ
切れ味抜群のエピファネイア産駒は、角馬場で軽めの運動を行い汗を流した。國吉助手は「明日に備えるために微調整程度で体をほぐしました。沸々と煮えている中でも枠に収まっていて、心身のバランスがいい状態。満足です」と会心の仕上げを伝えた。