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◆ルメールも自信〔1〕ノンコノユメ
午前11時に中京競馬場に到着。イレ込んだ様子もなく雰囲気は上々だ。「初めての長距離輸送なので、どれぐらい馬体が減るかですが、ほぼ前走と同じぐらいで出られると思います。落ち着いてはいますが、競馬が近いことは分かっているので気が入っていますね」と石井厩務員。3歳で頂点を狙うが、「古馬は強いですよ。でも、ルメール騎手が自信を持って乗ってくれていますし、状態はすごくいいので、胸を借りるつもりで頑張ってほしい」と期待していた。
◆9歳意地見せる〔3〕ワンダーアキュート
2011年から3年連続2着だったメンバー最年長の9歳馬は、栗東角馬場で調整。佐藤正調教師は「具合は変わりないよ。ダートは層が厚いし、今回は若い相手もいる。うまく流れてくれれば」と話した。
◆牡馬相手も期待〔4〕サンビスタ
栗東角馬場で最終調整を行った。角居調教師は「今年一年、安定した成績を残してくれました。年齢的に上積みはどうかと思いますが、今回も力を出せます」と牡馬相手でも好勝負を期待していた。
◆気合乗って好調〔5〕ニホンピロアワーズ
栗東B(ダート)コースで調整した。「年齢的に極端にデキの上下はないが、この馬なりに気合乗りが良くなってきた。GIだからといって、特別なことはしていない。いつも通りの調整だよ」と大橋調教師は自然体で臨む。
◆左回りは「走る」〔8〕ダノンリバティ
栗東坂路で4ハロン63秒3-14秒9。東田助手は「特に変わっていない。元気だよ」と第一声。前走、ダートで初めて連対を果たせなかったが、「ちょっと強引すぎたかな。でも落胆する内容ではなかったし、左回りの方が走るからね」と巻き返しを狙う。
◆発馬の対策OK〔9〕ローマンレジェンド
栗東坂路で4ハロン63秒4-14秒8。その後、ゲート練習をした。牧助手は「追い切った後も変わりない。いつも競馬の前はこれくらい(しまいを)伸ばしている。イレ込むタイプなので、これでちょうどいいと思う」と話した。
◆枠と騎手も「最高なので楽しみ」〔10〕グレープブランデー
栗東坂路で4ハロン62秒4-15秒0。安田調教師は「2年前にフェブラリーSを勝ったときまではいかないが、気持ちが入り、良くなってきた。枠(〔5〕枠(10)番)は最高、ジョッキーも最高なので楽しみにしている」とムーア騎手の腕にも期待した。
◆デキに太鼓判〔11〕コーリンベリー
現地入りから一夜明け、ダートを軽く2周。小野調教師が自ら騎乗して感触を確かめた。「少しピリッとしていたけど、すぐに落ち着いていい雰囲気」とデキに太鼓判。短距離でもハナに行くスピードがあるが、「作戦は決めかねている。あす(日曜日)、ジョッキー(松山騎手)と会ってからだね」と話した。
◆漂う一発ムード〔12〕クリノスターオー
栗東角馬場で調整。「いい感じでピリピリして、活気が出てきた。この一年はツメ(ひづめ)の不安に悩まされたけど、前走からそれがなくなった。相手の出方を見ながら行く馬なので、競馬がしやすそうな枠の並びですね」と中塚助手。一発ムードが漂う。
◆一変ある「やっぱり叩き良化型」〔13〕ホッコータルマエ
栗東坂路で4ハロン65秒0-14秒7。秋初戦の前走、JBCクラシックはひと伸びを欠いて3着だったが、「結果を見ると、やっぱり叩き良化型。でも、悪い状態で栗東に戻ってきた昨年とは比較にならない。きょうの動きも良かった」と相良助手。2走目で一変をにおわせた。