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オークスの『トレセン特選マイク』は、サンスポ賞フローラSを勝ったクールキャットと初コンビを組む武豊騎手(52)=栗・フリー=が登場。追い切りにまたがった感触や、現役単独最多のオークス4勝目への手応えを語った。
--最終追い切りでクールキャットと初コンタクトを取った。またがった手応えは
「初めて乗せていただきましたが、いいキャンターをするし、動きはすごく良かったですね。前(調教パートナーのレリスタット)を3馬身ぐらい見る形で、ずっと楽な手応えで折り合いも付いた。ラスト1ハロンからは(手綱を)緩めるぐらいの感じで追うところが全くなかった。イメージと違って、のんびりとリラックスして、乗りやすくて状態も良さそう」
--2400メートルの距離に関しては
「ほとんどの馬が初めて経験する距離のなかで、2000メートルのトライアル(サンスポ賞フローラS)を勝っていますからね。桜花賞からは一気に(800メートルも)距離が延びるので、展開とか読みにくいところはあるけど、距離適性に関しては血統的(父がジャパンC勝ち馬スクリーンヒーローで、母系はスタミナ豊富なメジロ牧場の基礎牝系)にも大歓迎でしょう。この馬にとってストロングポイントになる」
--無敗の桜花賞馬ソダシをはじめ、相手関係については
「ソダシは強いですが、(梅雨入り間近の)こういう時季で、馬場状態は当日になってみないとわからないが、先行する方がいいのかな? とか、何となくのイメージはあります。スタミナを生かせるようなレースができればいいかなと思います」
--1993年ベガ、95年ダンスパートナー、96年エアグルーヴに次ぐ、25年ぶり4度目のオークス制覇がかかる
「(今年は)トライアルを勝ったいい馬に乗せてもらえるので、いい騎乗でこたえたいと思っています」
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