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今週の東西調教ウオッチャーは、皐月賞が対象レース。美浦から東京サンスポの柴田、内海両記者、栗東から大阪サンスポの斉藤、長田両記者が、調教からの狙い馬について熱弁をふるった。
柴田 混戦だからどんどん行こう。美浦でまず目についたのは(10)ジェネラーレウーノ。フワッとする癖を矯正する意味もあって、3頭の真ん中に併せたけど、抜群の反応で突き抜けたぞ。
内海 田辺騎手は「そこが不安だったけど大丈夫だった。きょうだけで安心はできないけど」だってよ。栗東は?
長田 僕のイチ押しは(1)タイムフライヤー。美浦から駆けつけた内田騎手を背に、持ったままで僚馬に並びかけてCW6ハロン79秒0。叩いた上積みはかなりあるんじゃないですか。あと(2)ワグネリアンも動きはシャープでした。
斉藤 (3)ジャンダルムは反応の良さが抜群。もともと総合力が高い印象だけど、想像以上に成長しているのかも。それと(8)ケイティクレバー。ゆったりしたラップでも馬の後ろで我慢して、直線は力強く抜け出してきた。今回は先手を主張する馬も多いけど、あれなら控える形でも対応できそう。
柴田 なるほどな。美浦の代表格(15)ステルヴィオはラスト1ハロン12秒6を馬なりでマーク。相変わらず反応がいいし、状態は前走以上かも。木村調教師が言っていたけど、昨年より段違いに健康状態がいいらしい。好勝負になるだろ。
内海 (9)オウケンムーンは調教駆けしないタイプとしては十分に動けていた。たまたま追い切り直前に国枝調教師に会ったんで、どのくらい出すんですかって聞いたら「5ハロン70秒を切るくらい」って。ピッタリだったぞ。さすがだ。
柴田 調教師だけじゃなく調教もウオッチしような。
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