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1月6日の中山11Rで行われた2018年最初の重賞、第67回中山金杯(4歳以上オープン、GIII、芝・内2000メートル、ハンデ、17頭立て、1着賞金=4100万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気セダブリランテス(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)が4着までクビ差で続く激戦を制した。タイムは1分59秒8(良)。2着はウインブライト(2番人気)、3着はストレンジクォーク(10番人気)だった。
レースはトーセンマタコイヤが逃げ、セダブリランテス、ウインブライトと続いた。向こう正面で中団からまくって一気にハナを奪ったマイネルミラノが、直線に向いても最内で粘りの走りを見せたが、ウインブライトがかわして一旦先頭へ。その外からさらに伸びてきたセダブリランテスが差し切り勝ちを決めた。中団から脚を伸ばしたストレンジクォークが3着に入り、4着はブラックバゴだった。
セダブリランテスは、父ディープブリランテ、母シルクユニバーサル、母の父ブライアンズタイムという血統。北海道白老町・(有)社台コーポレーション白老ファームの生産馬で、馬主は(有)シルクレーシング。通算成績は5戦4勝。重賞は17年ラジオNIKKEI賞・GIIIに次いで2勝目。中山金杯は手塚貴久調教師、戸崎圭太騎手ともに初勝利。
◆戸崎圭太騎手「状態はすごくいいと感じていました。4コーナーで少しふらつきましたが、最後は差し切ってくれましたね。(自分自身は)例年、1月、2月は調子が良くないので、馬が(期待に)応えてくれてうれしい。ありがとうと感謝したいですね」
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