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東京では土曜に、マイルチャンピオンシップ(11月22日、京都、GI、芝1600メートル)の前哨戦・富士Sが行われる。京成杯オータムHで待望の重賞獲りに成功したザレマは当初予定していた府中牝馬Sからここに矛先を変更したが、中間の調整過程は順調そのもの。重賞連勝に向け意欲満々だ。マイネルファルケは前走、4カ月半ぶりで58キロ、さらに不利な中山千六の外枠を克服してのV。今の充実ぶりとコースを問わない自在性で重賞初制覇に挑む。同じ東京マイルのGIII東京新聞杯を勝っているアブソリュートは4カ月半ぶりの実戦になるが、放牧から帰厩後もじっくりと乗り込まれており、力を出せそう。他にもNHKマイルC2着で能力の高さを証明したレッドスパーダや、ラジオNIKKEI賞勝ちのストロングガルーダらの3歳勢の成長度にも注目したい。