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サンケイスポーツ予想担当の柴田章利記者が、有馬記念の出走予定馬16頭を4回に分けて完全チェック。独自の分析で実績(底力)、臨戦過程、コース&距離、展開&道悪の各項目ごとに採点。総合的に評価する。最高は★5つだ。
★シュヴァルグラン ★3.5
ここにきて急激に力をつけている。天皇賞・春とジャパンCは展開が向かず、宝塚記念は不利を受けるなど、GIでは結果が出ていないが、特にJCの末脚は目立っていた。距離自体は問題なくこなすが、小回りの中山をどうこなすかが鍵になる。
★デニムアンドルビー ★2
約1年5カ月ぶりの金鯱賞は8着だったが、ラスト3ハロンは32秒8。脚力に衰えは感じられない。叩いてデキが上向けばジャパンC2着、宝塚記念2着が示すように牡馬と互角に戦えるが、そこまでの変わり身はどうか。切れるタイプだけに中山への適性にも疑問が残る。
★ヒットザターゲット ★1
8歳の今年は目黒記念3着が目立つ程度。前走のジャパンCも後方のまま15着に敗れた。以前のような切れる脚も使えなくなっており、年齢による衰えは否めない。中山も昨年の有馬記念13着など、4回走ってすべて2桁着順では、コース適性も不安が残る。
★マリアライト ★3
昨年はエリザベス女王杯を勝って臨み4着。大外枠から積極的に先行して見せ場十分の内容だった。今年も宝塚記念でキタサンブラックなどを破ったように上半期は充実していたが、秋は成績が今ひとつ。上がりがかかる中山コースは向いており、上昇度が鍵を握る。
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