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今週の東京日曜メーンはGIII根岸S(ダート1400メートル)。GIフェブラリーS(2月17日、東京、ダート1600メートル)の前哨戦で、昨年は1、3着のシルクフォーチュン、テスタマッタが本番でも着順こそ逆転したものの、ワンツーフィニッシュを決めている。今年も好メンバーがそろい、見逃せない一戦だ。
勢いという点で注目したいのが、エーシンウェズン(栗東・野中、牡6)。2走前の霜月Sでオープン初勝利を飾り、ラジオNIKKEI杯2歳S(7着)以来3年ぶりの重賞挑戦となった前走のGIIIカペラSで2着と好走した。今回は霜月Sと同じ舞台なのも有利だ。
JBCスプリントの覇者タイセイレジェンド(栗東・矢作、牡6)、フェブラリーS優勝馬テスタマッタ(栗東・村山、牡7)のGIホース2頭は、実績は上位でも、別定重量戦で59キロを背負うため、この克服がカギとなる。
フレッシュな明け4歳牡馬ガンジス(栗東・矢作)も侮れない。芝でも2勝しているが、昨夏からダート路線に専念し、準OP3着、同1着、OP・ペルセウスS1着、GIII武蔵野S2着、OP・ギャラクシーS1着と実に安定した成績。ダート1400メートルでは4勝2着1回と、最も力を発揮できる舞台でもある。
昨年の2着馬トウショカズン(栗東・領家、牡6)も休み明けのギャラクシーS2着後、デキは上昇。GIでも上位争いをしているダノンカモン(栗東・池江寿、牡7)も56キロなら好勝負して不思議ない。