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3強対決と目された皐月賞を勝ったのは、伏兵扱いのディーマジェスティだった。8番人気だったが、後方で脚をため豪快なスパート。ゴール前の伸びは1頭だけ違っていた。1分57秒9はレースレコード。折り合いのつくレースぶり、血統からも400メートルの延長は問題ない。東京は共同通信杯など2戦2勝。蛯名騎手が悲願のダービージョッキーとなる瞬間は刻一刻と近づいている。
“3強”は結果、2、3着と4位に入線(5着降着)した。2、3着はマジェスティと同じディープインパクト産駒で、逆転が可能だ。2着マカヒキは皐月賞を含め全4戦すべて上がり3FNo.1。東京の長い直線で決め手が炸裂するか。
3着サトノダイヤモンドは、間隔が空いていた皐月賞はいかにも“前哨戦”。状態アップ+ルメール騎手の本気乗りが楽しみだ。
5着の2歳王者リオンディーズ(キングカメハメハ産駒)は、折り合いがすべて。皐月賞の内容のままでは、2400メートルはこなせない。とはいえ、ポテンシャルの高さから軽視はできない。(夕刊フジ)