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6日の京都10Rエルフィンステークス(3歳牝馬オープン、芝1600メートル)は、武豊騎手騎乗の1番人気レッドアヴァンセ(栗東・音無秀孝厩舎)が後方2番手追走から差し切ってV。オープン初勝利をマークした。タイムは1分36秒2(良)。
内からエルフィンコーヴが先手を取り、ダイアナヘイローが2番手に続く。リセエンヌとクリノラホールが3番手を併走し、人気のレッドアヴァンセは後方2番手からの競馬。道中はかなりのスローペースで流れた。直線に向くと、2番手からダイアナヘイローが抜け出して先頭に立つ。ようやくエンジンがかかったレッドアヴァンセもグイグイと伸びて接近。ワントゥワンもさらに外から末脚を伸ばしてきたが、最後はレッドアヴァンセが力強い決め手で差し切って快勝した。前走の未勝利戦に続く2連勝で、大きな2勝目をマーク。兄4頭が重賞ウイナー(リディル、クラレント、レッドアリオン、サトノルパン)という良血馬が、桜花賞に名乗りを上げた。1馬身1/4差の2着は7番人気のダイアナヘイロー。さらに1/2馬身差の3着が3番人気のワントゥワンだった。
レッドアヴァンセは、父ディープインパクト、母エリモピクシー、母の父ダンシングブレーヴという血統。通算成績は4戦2勝となった。
初騎乗できっちりと結果を出した武豊騎手は「期待通りの走りでしたね。調教にまたがって手応えを感じていましたし、後入れだったのでゲートも五分に出てくれました。バネの良い馬なので、きれいな馬場ならもっと動けそうですね」と人気の応える快勝に納得の表情を浮かべていた。
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