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土曜日の京都芝のレース結果、京都芝2000mで施行された最近のOPクラスのレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
京都競馬場は連続開催の9週目、今週からC→Dコース替わり。この中間はまとまった降雨がなく、月曜日に1ミリの降水が観測されただけ。その後は好天に恵まれる日が多く、土曜日の開催中も晴れ間が広がる時間帯が大半。芝コースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。
土曜日施行の芝平地競走5鞍を振り返ると、コースの内めで競馬を進めた馬が、もうひと伸びや踏ん張りを欠く場面が頻出。C→Dコース変更週ながらも、見た目以上にダメージが内側に蓄積されているせいなのか、最後の直線で馬場の中~外に持ち出す馬の優位性が一段と増してきている。
勝ち馬の最終4角通過順位は、7、2、12、1、1番手と、決まり手は逃げから追い込みまでさまざま。ただし、内回り戦2鞍に限ると、4角3番手以内通過馬の上位好走は3着1頭のみ。1~3着馬6頭のうち、5頭を4角5番手以下通過馬が占めるなど、末脚を活かした馬たちの活躍が顕著だった。
日曜日の天気は夕方から下り坂(16日7時の時点)。前日開催終了後に降った雨の影響で、稍重あたりのスタートになりそうな感じではあるが、予報通りであれば開催中の雨量はそれほどでもない様子。よほどの雨でも降らない限り、そこまで酷いコンディションにはならないだろう。枠順に関しては都度精査の必要があるかもしれないが、脚質については前日と大差ない状況が想定される。
なお、京都競馬場リニューアル後に芝2000mで施行されたOPクラスのレースは5鞍。勝ち馬5頭はいずれも上がり3Fタイム順位が4位以内。3着以内馬15頭中10頭が4角5番手以下の位置取りで、そのうち5頭は7番手以下。当該コースはOPクラスに限ると、開催時期や馬場レベルに関係なく、差し馬優位の傾向が強い。
馬場想定や過去の傾向を踏まえると、警戒すべきは末脚のしっかりしたタイプ。とすれば、頼りになるのは近走で出走メンバー上位の上がり3Fタイムを記録している馬だろう。そのなかでも、前走で上がり3Fタイム最速をマークかつ、上位入線(3着以内)している馬に注目したい。
今回のマーメイドSの出走馬で該当するのは、⑥ホールネス、⑧セントカメリア、⑮エーデルブルーメ。よって当欄では、これら3頭を注目株として推奨する。
【馬場予想からの注目馬】
⑥ホールネス ⑧セントカメリア ⑮エーデルブルーメ
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