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ウマニティ重賞攻略チームが毎週末の重賞をあらゆる切り口で考察!中山牝馬S・データ分析 をお届けします!
【馬齢】
2013年以降(過去10年)の1~3着馬延べ30頭の馬齢をみると、4歳から7歳までの範囲。ただし、7歳の最高着順は3着止まり。6歳の2着連対圏入りは、前走が重賞で6着以内だった馬に限られる。頭に入れておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
①コトブキテティス ③リノキアナ ⑤サトノセシル ⑩ラルナブリラーレ
【前走着順】
前走大敗からの一変も珍しくないレースだが、2013年以降の3着以内馬を振り返ると、前走が牝馬限定の非重賞または牡牝混合の条件クラスで3着以下に敗れていた馬の好走(3着以内)例はゼロ。該当馬は分が悪いとみて間違いないだろう。
(減点対象馬)
②クロスマジェスティ ③リノキアナ ⑫ストーリア ⑬イリマ
【前走馬体重】
前走の馬体重が460キロ未満だった馬は劣勢を強いられており、過去10年の当レースで2着連対圏を確保できたのは、2016年2着のルージュバック1頭だけ。同馬はG1で2着好走の実績があった。G1で2着以内の連対経験がない、前走馬体重460キロ未満の馬は評価を控えめにしたほうがよさそうだ。
(減点対象馬)
①コトブキテティス ③リノキアナ ⑥シャーレイポピー ⑧スルーセブンシーズ ⑪スライリー ⑭ウインピクシス
【前走の上がり3ハロン順位】
2013年以降の1~2着馬延べ21頭は、前走の上がり3ハロン順位が2位以下だった点で共通する。前走で上がり3ハロン最速をマークしていた馬は、苦戦の傾向にあるので注意したい。
(減点対象馬)
④アートハウス
【データ予想からの注目馬】
上記4項目で減点がないのは、⑦エイシンチラー、⑨クリノプレミアムの2頭。
本命候補のトップには、⑨クリノプレミアムを推す。前年度覇者という舞台相性の良さもさることながら、前走G3 2着からの参戦馬は【1.2.2.3】と高値安定の成績を収めている。要注目の1頭だ。
2番手は⑦エイシンチラー。当該距離では【2.1.1.1】と堅実。複勝圏を逃したレースにしても、勝ち馬から0秒2差に踏ん張っている。ハンデの53キロも手ごろ感があり、ぞんざいには扱えないだろう。
<注目馬>
⑨クリノプレミアム ⑦エイシンチラー