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雨を味方に良血馬が秋華賞行きのチケットをつかむ。大混戦を制すのはストゥーティだ。
台風14号の直撃で列島は大荒れ。中京の雨は土曜午前にはやむ見込みだが、かなりの雨量で日曜まで影響が残るとみていい。ストゥーティは芝の稍重~不良で【2・0・1・0】の道悪巧者だ。前走は不良馬場をモノともせず2番手から危なげなく抜け出し、2馬身差の快勝。馬場悪化はドンとこいのタイプだ。
前走で2勝目を収めたばかりだが、春はチューリップ賞3着から桜花賞(7着)へと駒を進めた実力派。2歳時にはアルテミスS4着もあり、このメンバーに入っても何ら見劣りしない。
血統的な魅力も大きい。マーメイドS勝ちの母リラヴァティは14年のローズSで3着に入り、秋華賞への優先出走権を手にした。そして、叔母のシンハライトは16年のオークス馬で、このレースの勝ち馬でもある。素質開花の舞台としてはうってつけだ。
15日は坂路でラスト1ハロン12秒3をマークし、僚馬にクビ差先着した。「思ったより時計が速くなったのは状態がいいからでしょう。すごくレース運びが上手だし、馬場も展開も問わない。距離に対応できれば楽しみ。お母さんと同様に、次につながる競馬ができれば」と、奥村豊調教師は意気込む。桜花賞のソダシを筆頭に、昨年以降の牝馬重賞で【4・1・0・8】と強さを発揮している吉田隼騎手を鞍上に迎え、ラスト1冠への勝負駆けを決める。
“究極の3連単”はストゥーティを1着に固定。脚質的に中京は合いそうなタガノパッションを2、3着に据えた12点で勝負だ。(夕刊フジ)
★ローズSの出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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