東西の現場記者が重賞レースの焦点を語り合う「今週の重賞　見どころ狙いどころ」。阪神のチューリップ賞は、大阪サンスポの長田記者が実績最上位のメイケイエールを推奨。中山の弥生賞ディープインパクト記念は、東京サンスポの内海記者がシュネルマイスターに注目した。

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　長田　今週は東西でクラシックの前哨戦。チューリップ賞は阪神ＪＦ４着メイケイエールに期待しています。

　内海　小倉２歳Ｓ、ファンタジーＳと重賞２勝。実績上位だけど折り合いに不安があるんじゃないの？

　長田　もちろん、そのあたりは厩舎サイドも認識して矯正中。吉田助手は「調教でも前に馬を置いて我慢させているし、追い切りもうまくいっています」と順調さを教えてくれました。

　内海　他では？

　長田　エリザベスタワーです。１週前の坂路では、自己ベストの４ハロン５１秒７をマークして力強い動きでした。全２戦ともに上がり３ハロン３３秒台を披露。新馬勝ちを飾った舞台なら巻き返しも十分です。

　内海　次は弥生賞ディープインパクト記念にいこう。

　長田　最優秀２歳牡馬ダノンザキッドの存在が光りますが、新勢力はいるんですか。

　内海　もちろん。俺は前走（ひいらぎ賞）を圧倒的な強さで勝ったシュネルマイスターに注目している。コンパクトにまとまった馬体で、先週もキレのある走り。手塚調教師も「すごく走るよ。距離も大丈夫と思って使う」と自信を持っているし、勝ち負けと見ている。

　長田　個人的にはタイトルホルダーが気になるんですが…。

　内海　いいところを見ているな。１週前に美浦Ｗコース５ハロン６４秒９（ラスト１ハロン１２秒９）。「クロス鼻革をつけて折り合いも良かった」と栗田調教師は馬具の効果にも期待しているよ。



★弥生賞ディープインパクト記念の特別登録馬（想定騎手入り）はこちら　調教タイムも掲載



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