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《栗東》連覇に挑むブエナビスタ(松田博、牝5)はCWコースでユニバーサルバンク(菊花賞出走)と併せ馬。僚馬を1秒以上追走して、直線で内から並びかけると、最後は力強く1馬身抜け出した。ほぼ直線だけの内容で6ハロンは88秒3だが、ラスト1ハロンは11秒9の好タイム。松田博調教師は「時計は関係ないと思っていたからな。動きはスムーズだった。まだ少し太い気はするが、だいぶピリッとしてきたし、自分で体をつくる馬だから心配はない」と順調な調整をアピールした。
宝塚記念でGI初制覇を飾り、前走の産経賞オールカマーを快勝したアーネストリー(佐々木晶、牡6)は、この日から調教騎乗を再開した佐藤哲騎手が跨り、坂路で4ハロン52秒8、ラスト1ハロン13秒0。「しまいが切れすぎず、ビシッとやれたのは来週に向けていいことだし、ダメージが残らない程度の負荷がかけられた」と佐藤哲は好感触を口にした。
宝塚記念3着エイシンフラッシュ(藤原英、牡4)はCWコースでフィニステール(牡7、1600万下)を5馬身ほど追走したため最後は半馬身遅れたが、6ハロン81秒4の好タイムで、ラスト1ハロンも11秒9としっかり伸びた。「相手がいい動きをしたので遅れたけど、しっかり負荷をかけることができた」と藤原英調教師は語った。
毎日王冠7着ナリタクリスタル(木原、牡5)はCWコースで6ハロン84秒1、ラスト1ハロン13秒2。ゴール前で力強く抜け出して内ゴットマスタング(牡3、1000万下、菊花賞に登録)に3馬身先着した。「間隔は詰まっているが、回復が早かったし、GIなのでしっかりやった」と木原調教師。
2月の京都記念2着以来となるメイショウベルーガ(池添、牝6)は坂路で4ハロン52秒6。「間隔が開いているのでしっかりやった。動きはよかったし、態勢は整っている」と池添調教師。