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◆マスクトディーヴァ(15日、中京新馬、芝2000メートル)=栗・辻野、牝、父ルーラーシップ、母マスクオフ、母の父ディープインパクト
《戦評》スタートは平凡で中団後方の外を追走。4コーナーの手前から追い上げを開始すると、直線では外に進路を取り、重馬場ながら上がり3ハロン最速34秒4の末脚で差し切った。上がりタイムは2位に0秒9差をつけており、ここでは力が違った印象だ。
《血統》祖母ビハインドザマスクは芝重賞3勝の活躍馬。父ルーラーシップ×母父ディープインパクトは非常に好相性の配合で、同世代ではドルチェモア(朝日杯FS)、キングズレイン(ホープフルS3着)、ドゥアイズ(阪神JF3着)がいる。
《将来性》吉田隼騎手は「雰囲気はピリピリしていました。ゲートも座っちゃう感じでしたが、走れば能力を感じましたね。最後もいい脚を使ってくれました」と末脚を高く評価。ルーラーシップ産駒らしいダイナミックなフットワークで、芝中距離路線での活躍が期待できる。(綿越亮介)